井川雨畑林道 山伏峠 静岡県側 2019 小河内~崩落地点
前回からの続きです
さて今度は井川雨畑林道 静岡県側の林道入り口から
崩落地点を攻めてみたいと思います
こちらは2年ぶりの再訪になります
はい!その入り口はここになります
こちらは県道60号より小河内(こごうち)地区を抜けて行くとあります
右に行くのは小河内川林道です
さあ林道にGO!
2年ぶりだったのですが、新たに治した個所もありました
この林道、一応静岡県から見放されたわけではないようです
でもそれも↑ここまで・・・
この途中のA型木製ゲートから先は基本放置林道となります
そして国土地理院の地図にも表示されていない隧道に・・・
こちらそう言えばお名前がないんですよね
(仮)小河内隧道とでも名付けておきます
↑ここも2年前にはなかった修復個所
↓ここで車は完全にアウトです
ここの崖部分は↑この通り
雨が降ったら更に土砂が落ちてくるでしょう・・・
そして崩落個所にたどり着きました
はい!一応モンキーでもここまでは来れます
でもやはりまともな道ではありません
修復しても修復してもあちこちで崩れてくるのですから
やはり山伏(やんぶし)峠に行くには
勘行峰林道から進むのがやはりベストな選択です
井川雨畑林道、勘行峰林道分岐までの道のりは
相変わらず酷いものでした
決してこの先も良くなることはないのかも知れません・・・
↑これはアッチャンさんのバイクのタイヤ跡でしょうか?w
途中草ひろか?と思えた車もあったのですが
一応ナンバーがついてましたから地元の方の車でしょう
でもほとんど地元の方もこの林道には行かれない感じでした・・・
以上4回に渡ってお届けした井川雨畑林道 山伏峠 2019でした
(基本、静岡県側の状況報告)
今夏には山梨県側から状況を確かめてみたいと思っております
井川雨畑林道 山伏峠 静岡県側 2019 勘行峰林道分岐~崩落地点
前回からの続きです
さて山伏(やんぶし)峠より静岡県側に下ってきて
勘行峰林道との分岐まで戻って参りました
今度はこちらに突入です
この道は以前より通行止めとされております
(これは初めて井川雨畑林道を攻めた2015年以来変わっておりません
小河内(こごうち)地区よりこの分岐までの区間は
多少の補修はありますが
それより毎年、道が酷くなってく一方なのであります)
こちらを前述のnni*****さんが自転車で行かれたようですが
静岡県側はトンネルのあるルートは更に酷く崩れて道は無く下りでチャリを担ぐのはまさに酷でした。
とまで申されてた道のようです
帰りは 井川雨畑林道を通って井川湖へ下りてきました。
良い子の皆さんは絶対にこのルートで降りてきてはいけません。
勘定峰線を使いましょう。死にます。
死にますと言ったのは路肩が崩れていて 50 CM ぐらいしか路面が残っていなかったのと 崩落でかなり厳しい状況でした。
(今年のGWに走破)
と、お二人とも酷い道だと言われております
さあその状況とは・・・
はい!このように落石だらけでございます
でかいガレ石がゴロゴロしてるのです
ここをモンキーでなんとか通り抜けて行きますと
以前からあった崩落坂に差し掛かります
上れなかった坂です(記事こちら)
勝手にわたくしグラディウス坂と呼んでおります(失礼w)
こちら2年前より更に道がえぐれておりました
この坂を慎重に下り、その先の大きなカーブを曲がりましたところ・・・
ついにアッチャンさんが言われていたであろう崩落個所にたどり着きました
多分ここでしょう
(2年前にはこんな崩落はありませんでした)
アッチャンさん曰く、50センチほどの道幅しか残っておりません
ここを真似しようかな?と思いましたが
こんなとこで落ちたら誰も助けに来てくれません
マジにやばいので歩くのみにしました
ちなみに場所はこのあたりになります
とりあえず崩落個所は確認いたしました
では小河内側からはこれ以外は大丈夫なのか?
はい!それも確かめておりますw
続きます
余談
このあと百畳平駐車場に戻ったところへ
一台のオフライダーさんがおみえになりました
『今日なら工事関係者はいませんよ!
行くなら今しかないですよ』と
山伏峠までの探索をお勧めしておきました
無事にたどり着けたのでしょうか?
井川雨畑林道 山伏峠 山梨県側 2019 山伏峠~崩落地点
前回からの続きです
山伏(やんぶし)峠へとやって来たわたくし
その峠の先は山梨県
わたくしがその山梨県側からこの峠にモンキーで走破したのが
3年前の2016年
(記事こちらから 5話)
翌年2017年は静岡県側よりこの峠へ・・・
で、その時、小河内(こごうち)地区の静岡県側林道入り口で出会った
釣り師さんに教えられたのが
山梨県側はすでに崩落していて通れないとのことでした
その真実を確かめようと思いつつ早、二年が過ぎてしまいました
で、先日わたくしのブログにコメントされた
nni*****さん が今年自転車で崩落現場を越えて完抜をされたようです
(コメントの記事こちら)
令和元年5月2日に山伏峠完走となりました。
長畑ゲート横にてキャンプをしていたご夫婦に行けるかわからないよと言われましたが、もう何があろうとも行く!と決めてたので行きました。
結果は完走ですが、、酷く崩れて道が30メートル位無い箇所があります、木々も混ざっていて、チャリを担いでなんとかいけるレベルです。
*ガードレールもなくまさに石と砂の滑り台状態です・・。
☆場所的には封鎖された赤い橋?が道とは別にある所の少し先です。
(↓参考画像 赤い橋とはここのこと)
この他にもチャリ担いで攻略する箇所が別にも2箇所程あります、
頂上付近には雪がまだありチャリがなんとか通れる分がガードレールとの間にあります。
頂上では工事をしてる様です・休みでしたが、、全体の1/3はチャリを押しました-_-bでも景色は最高でしたよ。
静岡県側はトンネルのあるルートは更に酷く崩れて道は無く下りでチャリを担ぐのはまさに酷でした。
山梨県側は現在自転車で何とか行けるレベルとのこと
これを確かめに進んでみました
峠から見る山梨県側の景色も最高なんですが
もう目の前から道は落石だらけです
その落石の先に県境ゲートがあります
で、ここでこそこそしていましたところ
突然後ろに人が現れたのでした
こんなとこ誰もいるはずがないと思っていたので思いっきりビックリしました
ほんと驚いた!
前回↑の画像をアップした際に初めて気づいたのですが
左上に白い服の人が写っております
この方が突然後ろから現れたのです!
『ゲートを抜けてもこの先、崩落だらけで進めないよ!』
と、その方がぶっきらぼうにおっしゃったのです
『ええ、それは知ってます それを確かめに行こかな?と思ってまして・・・』
この方、多分わたくしをとても変わった奴だと思われたのでしょう
何も言わず通り過ぎて行かれました・・・
いかん!負けずにわたくしもこの方の後を追いかけます
その方をあっさり追い越し進んで行きます
日陰部分にはまだ残雪があります(5月の下旬だというのに)
いかに標高が高いか?おわかりになるでしょう
最初の大きなカーブを曲がり二つ目の大きなカーブを曲がり進みましたところ
ついに崩落現場が現れました
ここはまだ良かった
ガードレールとの隙間が通れます プチ崩落と呼びましょうw
続けて2か所目
ここは擁壁が完全に崩れておりました
ガレ石がゴロゴロしてましたが、ここも何とかクリア・・・
そしてそして三つ目の大きなカーブの手前・・・
矢滝橋と言う小さな橋があります
この橋の先でアウトでした
崩れて来た土砂がガードレールまで押し寄せており
画像ではわかりにくいのですが、いくつもそれが谷と山のようになってます
タイヤの小さいモンキーではこれはマジに谷部分でハマりそう・・・
ここでわたくし諦めたのでした
山伏峠から約4キロ地点でありました
おおよその場所こちら
潔くここで諦め峠に戻る途中に再び先ほどの方に出会います
この方よく見たら山菜を採りに見えた方でした
お話をさせていただいたところ
なんと長畑ゲートから歩いて4時間かけて峠まで来たとのこと!
ついでに山伏にも登ってきたとおっしゃってました
実際に歩いて来たこの方曰く
長畑ゲートから峠までに崩落が8か所ほどあるそうです
とてもバイクでは無理だそうで歩くのが精いっぱいだとおっしゃってました
その8か所のうち、最大の崩落個所が峠からも見える
↑ここだそうです
もう完全に山肌が崩れております
こちらの工事関係者に知り合いが見えるとおっしゃってたこの方
その工事関係者さん曰く、完全に今はお手上げ状態
崩落個所は数えきれないほどと嘆いていたと教えてくれました
山梨県側が治ることがこの先あり得るか?
この方と二人、この先どうなるんでしょうね?と話したのですが
正直山梨県側の未来は暗いとしか思えません・・・
井川雨畑林道両県にまたがって通り抜けるのは
この先もあり得ないのかも知れません
さて峠まで戻りまして
わたくし今度は静岡県側、勘行峰林道との分岐から
小河内地区へと本道を走ってみました
続く・・・
おまけ
3年前に峠から見た山梨県側の雲海です
こんな景色が見えるのですよ
井川雨畑林道 山伏峠 静岡県側 2019 勘行峰林道~山伏峠
さて盟友Kさんにまたもや先を越されましたが
わたくしも負けじと行って参りました
Kさん曰く”聖地”とまで呼ぶ林道
こちらわたくしにとっても聖地w
二人にとって知り合いとなった因縁の林道でもあります
過去には静岡県側より峠に到達するのも先を越され
山梨県側へと抜ける(完抜)のも先を越されまして
(わたくしは山梨県側より峠に到達コースでした)
毎度毎度Kさんには先を越されております
今年もお互いここに行こうと話していたのですが
先日やっぱりKさんに先に様子を見に行かれてしまったのでしたw
参考記事 こちら
これを見て”悔しい!”とばかり
わたくしも静岡県側からチャレンジして参りました
今回はまずは勘行峰林道よりアタックであります
百畳平(百畳峠)の登山駐車場にたどり着きます
この日は日曜ともありまして駐車場には多くの車が停まっておりました
登山者に紛れ昆虫採集・山菜取りの方も見えましたよ
さてわたくしの目指すのはこの先であります
この先は通年工事をしておりまして基本通行止め
そのためこの先にはゲートが設けてあるのですが・・・
なぜか以前来た時より非常に簡易なA型木製ゲートに変わっておりました
↑4年前のゲート
A型木製ゲートが四つまとめてあったのですが
現在は簡単にすり抜けれるようになってました
(どうして簡単にしたんでしょ?)
その理由はさておき、これは個人的には嬉しいw
早速モンキーに乗り換え林道にGO!であります
さてこの先、井川雨畑林道との合流個所まで下って行きますと
右手に山伏(やんぶし)峠が見えて参ります
↑窪んだ場所が山伏峠
その右側、登山道があるあたりで大規模工事が行われているようです
(これはKさんの記事を見てわかってはいたのですが・・・)
下って行きましたら2台ほど車が停まっており驚きましたが
これは工事関係者ではなく、昆虫採集もしくは山菜取りの方の車でした
ほどなく井川雨畑林道に合流です 場所ここ
この交差点、左は小河内(こごうち)地区から来た道
ご覧の通り通年通行止めにされております
実はここを先日通った方がお見えとか・・・
(もちろんわたくしも抜かりなく後でこの道を調べておりますw)
まずは本線を峠に向けて進むのですが
Kさんが行かれた日(土曜日)にはここに監視員(警備員)が見えたようですが
この日は日曜日、だあれもいませんでした(ラッキー)
(Kさんは許可をいただいて通ったようです)
ここより先は舗装はされてはいるのですが
ところどころ荒れてますので注意です
走って行きますとわたくしの好きな山伏橋に架かります
この赤いシルエットがこんな山奥に映えて見えるからいいんですよ
工事車両も道中に点在してます
そして山伏峠に到着です
峠付近では相変わらず工事が続けられてるようです
(2年前に来た時もここで工事をしてました)
この峠の手前から見る景色がまたいいのです
今、走って来た勘行峰林道や井川雨畑林道が一望出来るのです
これほんと楽しくなります
Kさんやわたくしがここに魅了されるのおわかりいただけますでしょうか?
(でもここは本当は通行禁止なんですが、ほんともったいないです)
さあここからが山梨県側となります
山梨県側は崩落で現在はバイクでも通り抜けれないようです
さてどうなっているのでしょうか?
続く・・・
御嶽御厩野林道 唐谷林道分岐~三浦ダム湖畔
前回からの続きです
御嶽御厩野(みまやの)林道
唐谷林道分岐から更に本線を進みます
正直申しましてこの区間はほとんど景色がありません
ひたすら同じような林の中を走るのみです
それでもやっと本谷橋までやって来ました 場所ここ
実はこの本谷橋の手前に分岐がありまして
それが王滝森林鉄道跡の道
これに関しましては↓にて記事にしてありますのでどうぞ!
本谷橋の先には若栃山への登山道がありました
さてここから一気に入江沿いを走りますと
2年前に来た三浦ダム湖畔に到着です
こちらこの林道で唯一と言っていい休憩場所
やはりこの日も先にここに来ていた人々がおみえでした
この方々にお話を聞いたところ岐阜県側より釣りをしに来たとのことでした
わたくし釣りはやりませんが、こんなとこまで釣りをしに来るとは
なかなかの太公望ではないでしょうか?
しばしお話をしたあと、我々は王滝森林鉄道跡へと向かったのでした
↑これはその王滝森林鉄道跡を歩いてた時に見かけた先ほどの釣りのみなさん
ここはボート禁止ですよw
御嶽御厩野林道、これにてわたくし全線走破いたしました
ほんとくそ長い道のりです
ゲートがあって通常は何ともなりませんが
それでも一度は走っていただきたい林道であります
水無林道、氷ヶ瀬小俣林道を合わせますとその距離、計100キロ
こんな林道(ほぼ全線ダート)、そこいらにはありませんよw
御嶽御厩野林道 一ノ瀬林道分岐~唐谷林道分岐
前回からの続きです
御嶽御厩野(みまやの)林道を一ノ瀬林道分岐から
更に奥へと進みます
ここより先はわたくしも未踏の道
途中には三浦貯水池の入江部分が見えてました
見えてる橋は王滝森林鉄道跡ですね
遠くに見える林道がこの林道の続きなのか?とこの時は思っておりましたが
これ後々わかったのですが御嶽御厩野林道の支線、唐谷林道でありました
もう見るだけでもかなりの距離があります
いかにこの林道が長いのかおわかりいただけるでしょうか?
この林道はいくつかの谷を何度も越えて行きます
坂を下って行きますとその谷のひとつが現れました
上小谷に差し掛かりました
その名もずばりの上小谷橋を渡って行きます
谷を渡ると再び上り道
こんな起伏を何度も繰り返すのです
再び谷に・・・
谷の脇には支線があります
ホッタル沢林道です
この御嶽御厩野林道、意外に支線が多いのです
それらひとつひとつ調べていたらきりがありませんw
支線は無視して橋をまた渡ります
(ちなみにこの支線の先に車が一台停まっておりました
釣り師なのか?昆虫採集なのか?山菜取りなのか?)
そしてすぐにまた谷が・・・
国土地理院の地図↑では左側の谷
土浦谷の支流、イズミ谷を渡るいずみ沢橋です
先ほどの橋が白布谷を渡る土浦沢橋
国土地理院では白布谷ですから白布沢橋なのかと思いますよね?
このいずみ沢橋の先にも支線
その名も土浦支線林道 なんのひねりもございませんw
そしてここから上りますと先ほど見えていた唐谷林道との分岐個所に到着です
こちら走ってますとまっすぐ道なりと思えるのが唐谷林道なんです
林道案内がないとつい間違えてしまう雰囲気を持ってます
正しくは右なりに曲がるのが本線です
この唐谷林道は地図で見ますと非常に長い支線
その道中からは三浦貯水池が見えそうですから
いつか行ってみたいものです
本線を進んで行きます
続く・・・