元祖・山神のブログ(完)

道なき未知を行け!

秋町隧道 村道岩瀬秋町線 2017 夏

すでに近江のおっさんが記事(秋町隧道敗退日記)にはされてますが・・・

おっさん二人であのの隧道 秋町隧道行って来ました
正しくは途中敗退なんですがw

近江のおっさんことセロ尾さんを今回誘ったのはもちろんわたくしです
書いたのですが、その秋町隧道へと続く道 村道岩瀬秋町線を
先回訪ねたところなんと村道入口から9キロほどまで車で行けちゃいました
場所はこの辺り
昨年(記事こちら)ここを訪ねた時は手前の分岐個所より先は
イメージ 1

↑このように落石だらけでその先車では進むことが出来ませんでした
ところが先回行ってみたところ
イメージ 2

↑このように落石が撤去してあったのです
おお!これはこれは!通れるじゃん!!と喜んで進んでみたところ
なんとその先の入り江付近まで行くことが出来たのです
生憎その日はその先で測量をされてみえる方が見えたので
それ以上進むのは止めたのでした・・・
その時はまあ来年春あたりにもう一度来るか?などと思ったのでした・・・
イメージ 3

イメージ 4

で、その記事(友達限定記事)を書いている時、ふと思ったのです
来年春にここに来たらまた崩落が起きていて
ここまで車では来れないのではないか?
ここからならあの秋町隧道まではおよそ2~3キロほどです
来年来たらまた振り出しに戻ってもっと歩く距離が延びる可能性が大です
いやいやそれはまずい!
今のうちに行くべきだ!!!
と、おっさん一人大慌て
で、盟友に声を掛けたところ二つ返事でOKをもらったのです
(正しくは奥様の許可をいただいたのですがw)
さすがは腰の軽い、いやフットワークの軽い近江のおっさんです
こうして近江のおっさんと二人、秋町隧道探索へと出かけたのでした


ちなみに今年4月幻影現実 私的工廠(こうしょう)ブログさん
秋町隧道まで行かれてます
(注 こちらのブログ直リンク禁止になってますからリンクはしておりません
気になる方はお手数ですがご自分でお調べ下さい)
分岐より途中まで自転車に乗ってあとは歩いて行ってお見えです
この時は残雪があったようですが、今回我々を待ち構えていたものは・・・


当日朝9時に道の駅荘川にて待ち合わせ
イメージ 5

イメージ 6

この日は御覧の通りの雨模様
さすがに探索するのを躊躇したのですが
近江のおっさんここまで3時間掛けてお見えです
折角ここまで来たのですから・・・』
の一声で突入決定ですw

我がデッキバンにおっさん二人乗り込みいざ出陣!
イメージ 7

国道156号から村道岩瀬秋町線に入り、2キロほど進むとダートに変貌
ガタガタと揺れながら走りますと分岐
イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

この分岐の先にかの有名な吊り橋の看板があります
(これはかのヨッキれんさん記事で有名)
これに書かれてる吊り橋とはもちろんあの六厩(むまや)川橋のことであります
この看板を見たら廃道好きにはもう矢も楯もたまりませんw
イメージ 12

イメージ 11

どんどん荒れた道を進んで行くと
御母衣(みぼろ)湖の奥に御母衣ダムも見えて参ります
そして先回断念した入り江へと入って行きます
イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

先回測量のハイエースが停まっていたところを過ぎて行きますと
イメージ 17

イメージ 16

二つの小さな橋を越えた先に、今回もそのハイエースが停っていました
どうやらこの辺りで測量されているようでしたが、その姿は見当たりません
その停まってるハイエースの先は・・・
イメージ 18

イメージ 19

↑御覧の通り、道がありません
雑草だらけの酷い道です(一応道筋はあります)
どうやらこの村道岩瀬秋町線は入り江の奥から先は廃道状態そのままのようです
先回この入り江の対岸を見たのですが
イメージ 20

↑このように見えていたのですが、どうやら藪状態だったなようです
残念ながらここより歩くしか手がありません
おっさん二人重装備して雨の中出発です
雑草を掻き分け近江のおっさんが先頭を歩きます
イメージ 21

途中には鹿の骨も落ちておりました
(これは幻影現実 私的工廠 ブログさんの記事にも出てます)
ずぶ濡れになりながら100メートルほど進むと小さなコンクリート
イメージ 22

が、ここより先がいけなかった!
イメージ 23

今まであった道筋がなくなっており、先が見えません
(道筋はあるにはあったが、なぜかこの橋の谷沿い奥へと続いています・・・)
正に
K(草)
G(激)
B(ぼうぼう)
状態ですw

我々の向かう方角はこの激藪の中
でもこんな時にも頼もしい近江のおっさん
我先とこのKGBへ突っ込んだのでした
イメージ 24

近江のおっさんの後を草を掻き分け、落石を踏み越え続きます
途中より今度はわたくしが前を歩き、進んだのですが・・・
イメージ 25

イメージ 26

その先に尾神橋が見えた辺りでもうダメでした・・・
イメージ 27

この先も↑こんな状態
行けども行けども超激藪です
車を停めた場所からおおよそたったの300メートルほど
時間にして30分足らずですが、もういけません
いやいやまだまだ秋町隧道までは距離(約2キロ弱ほど)があります
このペースで計算すると到着までまだ一時間半ほど掛かります
まだこの入り江からさえ脱出出来てません
こりゃあ無理だ!おっさん二人ここで無念の撤退決定です

いやいや、めっちゃ目論見が甘かったです
激藪+落石 これに加え雨ですから三重苦の中
進むにはやはり無理がありました
イメージ 28

残念無念 ↑悲しく佇(たたず)む近江のおっさんでありましたw
イメージ 29

情けないいつもの決めポーズとなりました・・・
イメージ 30

この入り江の先っぽにも行けず撤退となりました
いやいや予想以上にここは強敵です
まあ時期が悪かったと言えばそうですが
この激藪+落石は非常に手強かったです

で、近江のおっさんも申してますように
今秋リベンジ
絶対します!
このままでは終われませんw
絶対に秋町隧道 その姿を見るつもりです
草の枯れた+雪の降る前に行こうと考えてます
(来年春は前述の通り、歩く距離が延びる可能性大のため今年中がよろしいかと)

近江のおっさんの記事に早くも次回の参加者が参戦表明されてます
でも一言申します
ここ半端なくきついです
にわか参加 半端な気持ちで参加すると多分ひどい目に会います
気合を入れてご参加下さいますように・・・
では次回頑張って皆さんで行きましょう!!!
目標はあの秋町隧道です!!!

セロ尾さん 今回は雨の中お疲れ様でした
是非次回悲願を達成しましょう!
今回もし達成したらあのクイックさんに自慢するはずでしたが
そうは簡単には問屋が卸してはくれませんでしたねw
次回もしかしたらあのクイックさんも参加されるでしょうか?w