【未成道】緑資源幹線林道 関ヶ原・八幡線 美山区間➃ 神崎側➂
➂からの続きです
では”ポツンと舗装路”の緑資源幹線林道を
まずは南向きに進んで見ましょう
ええ、地図の通りわずか50メートルほどで終了になっておりました
ゆるいカーブを二つほど曲がったところですぐにおしまい
ガードレールの下には先ほど上って来た神崎林道が見えておりました
反対側に向かいます
反対の北側は意外に距離がありました
とは言っても実際には1キロもなかった感じです
鋪装が終わった先は雑草地帯
最後は岩盤にぶちあったて終わりとなっておりました
この岩盤部分が工事難所のためあとから工事するつもりだったのかも知れませんね
この終点部分から下を覗きますと、神崎林道がやはり川沿いに見えるのでした
未成道を十分に堪能したわたくし帰路につきます
さて実はこの日、先客がおみえでした
わたくしが未成道にたどり着いた時に
丁度時同じくしてお帰りになる一行が見えました
おっさん3人、女性1人の4人グループ
彼らは同業者だったのでしょうか?
わざわざ神崎林道入り口から歩いてこちらの様子を見に行かれたようでした
歩かなくても別に車で簡単に行けるのですがねw
この先も工事が進む可能性はないと思われますが
万が一、開通したところで利用価値はほとんどないと思われます
失礼ながらここが開通して喜ぶのは神崎地区の方々のみ
他の山県(やまがた)市民の方は多分見向きもしないでしょう
こんなことに更に税金を使うことに簡単には住民の賛同を得られないと思われますね
多分にこのまま未成道のままとなることでしょう
宜しかったら”ポツンと舗装路”覗いて見て下さい
【未成道】緑資源幹線林道 関ヶ原・八幡線 美山区間➂ 神崎側② 神崎林道
②からの続きです
では神崎林道を進んで見ましょう!
神崎林道は入ってすぐに未舗装に・・・
その先、大きくUターンするようにカーブを曲がり、坂を上って行きますと・・・
目の前上部にガードレールのある道が見えて来ます!
おお!あれが”ポツンと舗装路”に間違いない!
期待に胸膨らませ進みます
そして道中に現れる神崎ロータリー
あの品又ロータリーほどの丸さではないですが、これは希少
林道愛好家ならこれ覚えておきましょう!試験に出ますよw
そしてついにコンクリート擁壁がいきなり現れます!
そう!ここが”ポツンと舗装路”への合流地点だったのです
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神崎林道の途中に突然完全舗装のそれはそれは立派な道がいきなり現れるのです
そう!これが緑資源幹線林道なのです
美山林道の途中で終わっていた緑資源幹線林道が
繋がることなく、いきなり神崎林道に現れる!
一体何でこんな中途半端な道の造り方をしたのでしょうか?
どうやら美山林道の舗装路が終わった先(↓この重機のあった場所)から
大きく左に曲がってこの区間に繋がるようなのですが
なぜか順序がバラバラになったようですね
ちなみにこの緑資源幹線林道を横切る形でまっすぐ続く神崎林道
その先、すぐに廃道状態になります
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航空写真で見ても神崎林道は結局は行き止まりなのがわかりますね
尚、肝心の緑資源幹線林道ですが、航空写真では神崎林道との合流地点から
北側すぐ先は未完成に写っておりますが、実際には綺麗に完成しております
航空写真のデータが古いようです
➃へと続きます
【未成道】緑資源幹線林道 関ヶ原・八幡線 美山区間② 神崎側① 美山林道
①からの続きです
神崎地区側の入り口は↑の地図を見て調べました
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県道200号線上の↑の個所から入って行きます
神崎バス停の先の交差点を入ります
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こちらが緑資源幹線林道のはずなんですが
入り口にはなぜか美山林道の標識
そこには行き止まりの看板も立ててあるのですが
汚れと文字自体が薄くなっていてはっきりとは読み取れません
多分ここで間違いないだろうと入ったところ、あの看板がようやく出てきました
やはり間違いなくここだったようです
このまま道なりに立派な道を進みます
途中唯一ある交差点を過ぎて行きますと・・・
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(↑ストリートビューは2015年撮影のもの)
唐突に舗装路が終わるのでした
でもその先、未舗装路がまだ続いてますものですから
この先に再び”ポツンと舗装路”が復活するもんだと進んだところ・・・
延々と細い上り道が沢沿いに続いておりまして
どこまで行っても舗装路に戻る気配は全くありません
結局はこの林道、堰堤工事のための林道だったようで
間違っても緑資源幹線林道に変わることはないようでした
では山の中に現れると言う
”ポツンと舗装路”は一体どこにあったのでしょうか?
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↑この航空写真を見ると手前の脇道から行けば
その”ポツンと舗装路”にたどり着くことがわかります
しかしこの航空写真ではイマイチわかりにくいので、これを普通の地図で見直します
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どうやら先ほどあった交差点を曲がらなくてはいけなかったようです
交差点を左折して神崎林道を走ると肝心の目的地に行けるようでした
注
いろんな記事を読んでもただ林道を走れば
簡単にたどり着くようなことが書かれてますが
正しくは神崎林道経由で”ポツンと舗装路”に行けるのでした
➂へと続きます
余談
この交差点に右に行く道もあるのですが・・・
最初こっちなのか?と入ってみたのですが、すぐに廃道になってしまいました
これ、実は旧・美山林道
緑資源幹線林道が出来たお陰でこの対岸側は廃道化されたようでした
【未成道】緑資源幹線林道 関ヶ原・八幡線 美山区間① 葛原塩後側
さて今回は↓これである
山林に造られた緑資源幹線林道
残念ながら赤い部分のみが造られていて
残りの青い部分は未だ着工されていない未成道なのである
今回はこの道を走ってみようという企画
ちなみにこれをググるといっぱいヒットするのである
代表的なのがこちら
で、実はこれ先日のヤフーニュースでも紹介されており
多分元ネタは文春オンラインのこちらの記事だと思われる
ちなみにこちらあの廃墟検索地図にも紹介されております
山中に唐突に2車線の舗装道路があるが、両末端とも道がなく、
途中にも途切れた箇所がある。
関ヶ原から八幡に至る長大な林道の一部として延長7.9kmが計画されたが、
緑資源機構談合事件により中断されたものらしい。
これだけ注目・紹介されておりますと今更感がないわけではないが
ブログお友達の神威(かむい)さんのお勧めもあり
とりあえずまずは
美山・葛原(くずはら)塩後(しょうご)地区側から
見て見ることに・・・
(神威さん情報ありがとうございました)
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国道418号を尾並坂(おなみざか)峠方向に向かった
乳児(ちご)の森公園先に林道入り口があります
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こちら以前から通るたびにわたくしはこの入り口は見ていたのですが
ず~~~~と通行止めとなっておりました
もちろんこの日も相変わらずでした
この林道は供用開始前だから通行止めだと謳ってありますが
これを真に受けてはいけませんw
この先も供用されることはないはずですからw
ではこの林道へと入ってみましょう
入り口を入ってカーブを曲がるとストレート
そのストレートの終点カーブを曲がりますと、もういきなりこの林道は終了
林道入口から1キロも走らない内にもうお終いなのです
実に呆気なく終了するのでした
思わず”やる気あるの?”と突っ込みたくなるような状況なんです
まあ間違いなくこの先もやる気はないとは思いますがw
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↑航空写真で見ますとこの通りでございました
ちなみにこの葛原塩後側の林道には一切
緑資源幹線林道の銘板等はございませんでした
これでは誰もこの状況を知る由もないと思われますね
次回はこの反対側 神崎地区側を紹介いたします
北沢峠 上松町側⑩ 分渡沢白川林道③ 中の沢林道+林道入り口ゲート
⑨からの続きです
分渡沢白川林道、分渡沢連絡林道との分岐から更に進みます
そしてついに林道入り口ゲートにたどり着きました!
三叉路となったこちら
岳見峠とされたこちら、北へと延びるのは中の沢林道です
で、鋭角に南へと下るのが今まで走って来た分渡沢白川林道
ここを曲がるとゲートが待ち構えているのでした
ここが抜けれないと、今来た道を引き返す羽目になるのでしたが
幸いなことに左側のみ軽く置石がされているだけでして
難なくここを抜けることが出来ました
(木曽森林管理署にしては優しいゲートですw)
最後は一気に下りまして県道473号に合流です
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県道に出た後はスタート地点だった
小川殿(との)林道の入り口まで戻ったのでした
↑この日のログはこの通り
約30キロの道のり ぐるりと周回することの出来る楽しい林道でした
是非木曽森林管理署がゲート脇に意地悪をする前に
一度走って見て下さい お勧めです
ちなみにゲート近くにあります才児(さいちご)牧場
残念ながらこちらにもゲートがあり関係者以外立ち入りは出来ないようでした
北沢峠 上松町側⑨ 分渡沢白川林道②+白川林道②+分渡沢連絡林道②
⑧からの続きです
分渡沢白川林道を黒沢に沿って下って行きます
走り始めてすぐに分岐が現れます
左へと曲がるのが分渡沢白川林道
道なりまっすぐが白川林道です
(国土地理院の地図だとまっすぐが本線に見えます)
ここ何を思ったのか?まっすぐ進んでしまいまして
➃で紹介した小川殿(との)林道との合流個所まで走ってしまったのでした
あれ?見たことがある風景だ!
と、ここで初めて道を間違えたことに気付き、慌てて戻った次第なのでした
本来の目的の分渡沢白川林道を改めて進みます
先回にも申しました通り、ここは非常に整備の行き届いた林道
荒れた個所もなく快適に走れるのですが、時折落とし穴もありました
余りのスピードで走りますと、落とし穴にタイヤを落とし大けがをするところでした
こういうトリックが道中にありますのでスピードは控えめに・・・
途中、卒塔婆(そとば)山付近で休憩
この林道、意外に距離があるのですよ
でもまだまだ先が続きます
そして再び分岐個所です
道なりまっすぐが分渡沢白川林道
右へと折れるのが小川殿林道に繋がる分渡沢連絡林道です
⑩へとまだ続きます・・・
北沢峠 上松町側⑧ 分渡沢白川林道①+崩沢林道
⑦からの続きです
山ノ神林道から黒沢へと下りてきてぶち当たる林道
これが小川殿(との)林道のう回路と案内されていました
分渡沢白川林道だったのでした
ぶち当たって右側、黒沢下流方向↓
右角に木曽森林管理署の作業小屋らしきものが建っており
その先に分渡沢白川林道の標識があります
で、反対側左方向に進むのも、やはり分渡沢白川林道であります
こちら方向、地図で調べますと
途中分岐はありますが、そのまま西股山を越えて行きますと・・・
最後は崩沢林道へとつながっているのでした
これが北沢峠へと向かう第4のルートなのであります
その崩沢林道、わたくしその昔記事にしておりまして
王滝村側入り口ゲートのみ確かめております
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↑この大鹿渕隧道を抜けますとその先
木曽森林管理署の氷ヶ瀬(こおりがせ)土場
このすぐ脇に崩沢林道の入り口があります
そこには王滝村ではお馴染みの踏切型ゲートが待ち構えているのでした
しかしながらこの林道、当時このように案内されてました↓
この林道は行き止りです。
あの当時と変わっていなければ崩沢林道から分渡沢白川林道に抜けるのは
今も無理なのかも知れません・・・
果たして現在はどうなっているのでしょうね?
ちなみにこの林道途中にあります滝を見に行った方がおみえです
(こちら 2020年)
残念ながら林道の途中までですのでその先が不明なままなのですが・・・
我々はここより下り、分渡沢白川林道を走り抜け
才児(さいちご)牧場先にあるゴール(第5のルート入り口)
県道473号へと向かったのでした
⑨へと続きます