寸又(すまた)峡・旧遊歩道探索の後はまたもや廃道へ・・・
そう!以前寸又(川右岸)林道+ウムシトンネル 後編にて紹介した
県道77号にあります朝日トンネル・旧廃道を歩いてみたのです
もちろんここは先回紹介した通り
山さ行がねがのヨッキれんさん(2010年)と
HETIMA DIARYさん(2016年)が行かれております
またしてもここでも他人様(ひとさま)の真似をさせていただいたのであります
まずは入り口の場所 地図ではこちら
朝日トンネルを寸又峡温泉へと抜けた先
寸又峡橋との境寸又川沿いに旧道が存在します
(注 国土地理院の地図では旧道が消去されてます)
その下流側を見ると目的の旧道は↑このようにガードレールで
現在は封鎖されております
朝日トンネルが開通してから30年余り
その年月の間に旧道は御覧の通りになってます
草木が生えコケも道に生えております
では早速ガードレールを飛び越え廃道にGO!
歩き始めますといかにも廃道らしい廃道
わけのわからない建物や看板が寂れた状態で残ってます
で、見えてきたのが丸い標識
これがヨッキれんさんによるとブック式の標識なんだそうです
上部半分がめくれるようになっており、その裏には
専用林道 この林道の通行には十分注意して下さい 千頭(せんず)営林署
と書かれているそうです
わたくしもこれをめくってみようと思ったのですが
上部が錆びた針金で留めてあり、いかにも針金を外したら壊れそうだったので
無理をすることはやめておきました
こんなブック式の看板なんて非常に珍しいと思われます
で、この先からが旧県道77号部分になります
このブック式看板から朝日トンネルまでは寸又(川)左岸林道と
いうことになるのです
この先、右手には以前までは橋が架かっていたようですが
今は取り壊されて残っていません
現在、その橋の袂はガードレールで封鎖されており
対岸には同じような景色が見えてます
尚、ここにあった橋は大間橋と呼ばれていたようです
ここを対岸から渡ってくると道路案内標識が今も残ってます
↑左方向は今歩いて来た寸又(川)左岸林道
右方向に行けば島田69キロ 千頭15キロと案内されてます
このまま旧県道を進みます
ここから一応舗装路
寸又川沿いに進むのですが、川が氾濫した時に
ガードレールまでもひし曲げてしまったのでしょうか?
無残な状態でガードレールが行く手を邪魔しています
↑今来た道を振り返っての画像二枚
ストレートなコンクリート舗装の道を行きますと
目の前、上部にはわたくし完抜の寸又(川右岸)林道が見えてます
そしてこの先大きくカーブを曲がるとついに例のあれが見えてきます
恐怖の崩落個所出現です
中編に続く・・・
蛇足 わたくしの記憶では30年ほど前にここを車で走ってます
この寸又川沿いのコンクリート舗装にわずかに記憶があるのです
このように確か狭い道でした
その時は男女四人で夢の吊り橋に行ったのでした
遠い遠い昔の話ですけれどもw