元祖・山神のブログ(完)

道なき未知を行け!

国道361号 旧道⑬ 番外編 (仮)高根”山神”隧道

国道361号 旧道⑫ 水屋谷トンネルからの続きです

と、言いたいのですが、なぜか⑫の記事が全て消えてしまいました

間違ってわたくしが消してしまったのか?

イマイチよくわからないのですが、現在読むことは悲しいかな出来ません

も一度書き直す手もあるのですが、非常に面倒くさいのですw

よって⑫は幻作品として(気が向いたら書き直す予定)飛ばし

最終話 番外編をお届けします

[http://:title]

国道361号から高根第一ダムを見ると

ほとんど上部の部分しか見えないのが実情です

これを何とか全体が見えないか?と考えたのが始まり

もっとダムの近くに行ったらはっきり全貌が見えるのでは?と考えまして

高根第一ダムへと向かう旧道の一本手前の道を入って見ました

坂を下り、Uターンするようにダムへと向かいます

下った先の分岐を左へと橋を渡ります

(まっすぐは発電所に向かう道ですが、完全に廃道状態でした)

黍生(きびゅう)川に架かるこの黍生橋を渡りますと

道はダートに変貌します

途中、野花の咲く広場を抜けて行きましたところ

目の前にダムがしっかりと見えて来ました!

おお!これは近い!

まだ道は続いてますので、もっと近くまで行けるはずだ!と更に進んだところ

いきなり隧道が現れたのでした!

おお!こんなところに隠れた隧道があったとは!?

これはもしやもしや隧道新発見なのか?

と、喜んだのはいいのですが

悔しいことに隧道内部にゲートが設けてあって、その先には進めません

どうやらこの先はダム管理敷地になるようで、簡単には通してくれないようです

これを何とかならないものか?とチャレンジしたのですが

ゲート上部に串刺し突起物があり、これが行く手を邪魔します

捕らえた獲物を木の枝に突き刺すモズの不思議な生態、「モズの早 ...

ここを無理しますと

わたくし自身がモズの早贄(はやにえ)となってしまいますw

目の前に絶景が待っているかも知れないのに、泣く泣くこれを諦めたのでした

 

が、よく見ますと隧道脇に梯子が取り付けてあります

もしやこれを登れば、隧道反対側に行ける(山越え出来る)のでは?

思いっきり急なこの斜面を上がってみることに・・・

ぜいぜい息を切らし、どうにか頂点までたどり着きましたところ

その先は何も道はなし・・・どこにも向かうことが出来ない場所でした

そこから見たダムがこちら↓

目の高さが丁度ダムの中段あたりになるのでしょうか?

これがダムに一番近い撮影ポイントとなるようです

いやぁもっと近くでダムが見たかったのですが・・・

この隧道の先にそれがあるのかも知れませんね?

しかしながらこの隧道、保安状態が余りよろしくなく亀裂個所も多めでした

いつか崩れるのかも知れません・・・

 

 

さてここからが本題

この隧道、地図には残念ながら出ておりません

国土地理院の地図、然り・・・

↑を最大に拡大すると・・・↓

道が途切れた状態で微妙に隧道のような表記になってますが

これでは通常隧道だとはわかりません

では全国Q地図ではどうでしょう?

残念ながらこちらにも出ておりません・・・

(その地図を貼り付けようとしたのだが、このQ地図簡単には出来ませんでした)

 

ところがなぜか?ゼンリン(いつもNAVI)には

[http://
大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI ):title]

しっかり隧道表記がされていたのでした

やるな!ゼンリン!国土地理院より上をいってるではないか!

 

しかしながらこちらお名前がございません

そこでヒントにさせていただいたのが

天文学においては新しい彗星・小惑星を見つけると

発見者が名前が付けられるということ(詳しくはこちら

これを勝手に模させていただきまして

この隧道を見つけたわたくし

高根”山神”隧道命名させていただきましたw

もちろんこの隧道を造った・堀った方々が見えますから

こんなお名前は到底認められるわけがありませんが

名無しでしたので付けた者勝ちとさせていただきますw

是非マニアの方々、こちらを訪ねていただきますようにw