からの続きです
第1隧道(戸草隧道)より先はやはり軌道跡はなし
↑これは帰りに撮影した隧道が抜けていたであろう先の個所
完全に崩れていてその反対側の穴の位置さえわからない具合
ここを川沿いに巻きたいところですが道はなし
やむなく川に下りることにしました
無理やり落ちるように河原に出て、上流を目指すとそこにコンクリート建造物
これは森林鉄道跡 解体新書さんの記事にも出てくる
水位観測所
これを巻いて先に進もうとすると、反対側川岸に煙が上がっていることに気付きました
なんとこんなところでキャンプ(実は食事中だった)してる人がいたのです
彼もわたくしの存在に気付き軽く挨拶をします
変わった人がいるものだ!と思いつつ先に進みますと・・・
↑この個所、左の大岩をつたって横移動しようとしたのですが・・・
どうにもこうにも最後は手を掴む個所が全くなく、移動出来ません
これはこれは困った
これは川を渡る以外、手はないのか?
川を渡らずにどうにかならないかと思案するのですが
どう見ても方法はなし
ここまで来たのに仕方なく諦めて帰るのか?
(実はペッカーさんの記事を見て
ペッカーさんが途中渡渉・渡河されたことは予習していたのだが
現地に行っても何とかなるだろうと甘く考えてました)
でもやはりここで帰るのは悔しい!
と、ここで先ほど出会った彼にここから先の情報を聞いて見ることに・・・
・彼は釣りにここに来ていた
・同業の釣り師一名に先に上流に行かれた
(↑その上流に行かれた釣り師 アーチ橋の上から確認しました)
また二人組には下流の個所を先に攻められたので
仕方なく先に昼飯でも食べようとここで火を焚いていた
(この三人プラス彼が自転車で来ていた人たち)
・彼はウェーダー着用の完全装備 川の中も平気です
・その彼にこの先、川を渡らずに上流に行けないか?と聞いたところ
最低2か所は渡渉の必要があると教えられます
・彼はすでに何度もこの個所に来ており
ここはお仲間・同業の釣り人がよく来る場所である
・この先のアーチ橋のことを聞いたら、すでに何度も見ている
↑この右手に見えてる岩肌の崖を抜けると、そのアーチ橋が見えるとのこと
・林道からアーチ橋に下りる方法はないのか?と聞いたところ
彼は逆の方法でこの川から林道に上がろうと数度チャレンジしたが
マジに無理です・死にますと教えられました
・林鉄のアーチ橋、そこまでして見たいのか?と
逆に変な人認定されましたw
(彼からしたら何度も見てるどうってことない橋である)
・前日雨が降ったのですが、彼曰くあれほどでは大して川の水量は変わらない
今日はいつもよりほんの少し水量が多い程度である
(この言葉で歩いてでも川を渡れると解釈いたしました)
と、いうわけで渡渉する以外、ここから先には進めないことが決定!
日を改め再度ここを訪れたとしても、その時の水量はどうなるか?わからない
今日なら何とか川を渡ることが可能である
よって、靴下を脱ぎ、ズボンのすそをまくり上げ
靴のまま川に入ることにしたのでした
(ここまでの決定に悩むこと30分は要したw 彼の情報が非常に貴重でした)
そして靴のまま川に入ること二度
幸いにも意外に川の水は冷たくはなかった
そして見えて来ましたアーチ橋です!!!
続く・・・