今回は久々の長大作
話は長くなりますがしばらくお付き合いください
今回の話の舞台はこちら↓
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新大杉橋の袂から始まる


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走り続けてきた県道53号はこの交差点で右へと新大杉橋を渡り
橋の先を左折して大台ケ原方面へと道は続いて行く



で、ここからまっすぐ水吞峠を越え
同県北牟婁(むろ)郡紀北(きほく)町へと続く道が
県道603号である





しかしながらこの県道603号は現在通行止め(2025年8月現在)
実はこの県道603号は開かずの県道とも呼ばれるほどの
いつ行っても通れない県道なのである
- 1959年(昭和34年)1月25日 -
- 三重県道733号大杉谷船津停車場線として
- 路線認定される。
- 1964年(昭和39年)3月31日 -
- 「自動車の交通量がきわめて少ないと認める道路」に、
- ほぼ全区間に相当する24.259 kmが指定を受ける。
- 1996年(平成8年)4月1日 - 現在の名称に変更。
- 路線区域の決定も同日に行われた。
- 2017年(平成29年)12月4日 - 午後2時に、
- 寸断区間の復旧工事が完了したことから
- 多気郡大台町大杉 - 北牟婁郡紀北町河内地内(延長16.4 km)の通行止めを解除し、全線通行可能となった。
2004年(平成16年)の平成16年台風第21号による土砂の崩落のため、
寸断されたままであったが
2013年(平成25年)8月一部改修中とはいえ全通が可能な状態にまで修復されてきた。
この道は2004年~2017年まで実に13年間通行止めであった
2009年 まだ通行止めだった頃にここをクイックさんが訪ねて
この交差点から水吞峠まで歩いてみえる
全6話
2019年わたくし紀北町側からアタック 全線完走
で、その後また通行止め
令和4年(2022年)5月に発生した法面崩落以降、
今回の災害復旧工事の完了に伴い全区間が通行可能となります。
1)大台町側の通行止め
令和4年5月に法面崩落が発生し、令和5年4月まで通行止め
令和5(2023年)年6月に法面崩落が発生し、令和6年2月まで通行止め
2)紀北町側の通行止め
令和5年4月に法面崩落が発生し、令和5年8月まで通行止め

令和6年2月13日(火)13時に通行止めの規制を解除します。
↑これが解除され通行可となったのに、また
県道603号 大杉谷海山線(通称:水呑峠)
紀北町側において法面崩落のため通行止めとなります。
通行止め期間については、調査終了次第お知らせいたします。
2025年06月03日(Tue)
そして現在に至るのであった
ここはほんと開かずの県道なのでした
さて前振り部分が長くなったが、今回の本題に入ろう
わたくしが今回目指すのはこの新大杉橋を渡ってからの右側の道


この父ヶ谷林道(父ヶ谷大台線)である

大台町はこの道を大杉西林道と呼んでいるようだが
(たった2キロ区間だけを指しているのが意味不明)



三重森林管理署はここを父ヶ谷大台線と呼んでいるのであった
ここでわたくしの過去記事が活きてくる

全7話
紀北町側からも実は父ヶ谷大台線が延びているのであった
(一応こちら側は大台林道と呼ぶ)


↑この青い線がつながると一本の父ヶ谷大台線となる


壮大なる父ヶ谷大台線であるが、今後間違ってもつながることはないであろう
が、林道名としては一本の道とされているのであった
今回はこの父ヶ谷大台線の父ヶ谷林道部分が現在どうなっているのか?を
確かめに向かったのであった
もちろん過去にここを攻めた方々が見える
クイックさん・くるまみちさん・おろろんさんをはじめとする
錚々(そうそう)たるメンバーがここを歩いてチャレンジされている(2014年)

全11話(飛び飛びだがw)
全8話
2017年 ヤフーブログ時代の知り合いでもある
伊勢カブさんが崩落の橋から先を歩いて
素掘りのトンネル((仮)父ヶ谷隧道)まで行かれています
そして2020年に
林道・ダム・鉱山の勝手な記録さんも訪ねてみえる
(ただし崩落の橋まで)
と、この手の趣味の方なら絶対気になるこの父ヶ谷林道
2025年現在果たしてどうなっていたのでしょう?
今後の展開にご期待ください
続く