前回からの続きです
旧・十八谷橋が国道156号だったとすると・・・


↑この緑の線が国道156号だったことになります


旧・十八谷橋から庄川沿いに道が続き
祖山橋の下をくぐり、祖山発電所のところまで道は続いてます
ただしそこから先が全く不明なのです
これは祖山ダムが出来たお陰で
以前の道が水没してしまったせいだと思われます
この水没してしまった昔のルートを調べようにも
今昔マップにはこの場所があまりにも辺鄙な場所のせいで載っておらずw
ならばとひなたGISで見たのですが


旧国道が地図の等高線と似通っており、はっきりとわからない状況なのでした
果たして国道は祖山発電所以降、どんなルートだったのでしょうか?
一応祖山橋より国道だったと思われる庄川沿いの道を覗いてみました




↑この橋を間近で見てみたいものだ!

一応全国Q地図にはこの橋は新祖山橋とされているが本当だろうか?
(1965年(昭和40年)架設)
下流の祖山橋は1988年(昭和63年)生まれ
右手にある祖山橋(きょう←なぜかきょうと呼ぶ)は1989年生まれ
他の二つの橋より生まれが早いのになぜに新祖山橋なんでしょ???








一応旧道沿いに電柱がいくつも並んでいますので
今でもこの道は生きているものだと考えられます
ただしこれ↓を見ていただきたいのですが



祖山発電所から南方向を見た構図ですが
岩場に見える工事中らしき道は

↑現国道156号の祖山トンネルの旧道個所だと思われます
見る限りこれは非常に発電所から高い位置にあります
これからわかるように現国道と旧国道ではかなりの高低差があるのです
祖山ダム完成により旧国道ルートがわからなくなってはいるのですが
果たして旧道はこれだけの高低差をどのようにしてカバーして
ルートを確保していたのでしょう?
これがどう考えても謎なのでした
この謎が解けない限りこの庄川沿いの道が旧道だったとは
到底考えにくいのですが・・・
↑これを見ると現道と旧道が先に行くほど高低差が出てくることがわかります
本当に庄川沿いの道が旧道だったのか?
本当はこの新・十八谷橋対岸で新道に旧道が合流してるのではないか?と
みなさんお思いになるかも知れませんが
その肝心の個所は

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旧道は現道の下を交差するようにくぐっており
決して交わってはいないのでした
ただし新橋が出来た当時には
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国道にこんな防護壁は造られてはいませんでしたので
もしかしたらストリートビューで見える岩場の前に
斜めに現道に通じる旧道があったのかも知れません
どうにもこうにも憶測でしか答えが出ないのでした
更に続く・・・