その3からの続きです
大多和ゲートから先が、本格的な廃林道となります
2006年からずっとこの大多和集落までは
ほとんど利用されておりませんでした
道筋がしっかり残っている場所もあれば、草ボーボーの個所もあります
洗い越しもしっかりあります
走る分には先がわからない不安もありますが
逆に何が起きるか?わからない楽しい道でもあります
で、事前に下調べした際に、ここは怪しいと思えたのがこちら↓
[http://:title]
航空写真で見ますと、山肌が崩れているように見えます
もしかしたらここが通り抜け出来ないのでは?と思っていたのですが
案の定、そこは崩れてまして、土砂が道を塞いでいたのですが
これならモンキーなら楽に通り抜けが出来ます
車はもちろん無理ですが、バイクなら通ることは可能だったのでした
で、ここで見つけたのが不思議な穴
この崩れた斜面下の横にコンクリートで出来た穴があったのです
その穴の中には工事看板・道具が無造作に置かれていました
この穴は一体何のために造られたのでしょうか?
鉱山関係のものなのか?
この穴の存在理由が全くわからないのでした
この崩落した個所が深い谷となってまして、数少ない景色のいい場所でもありました
このコンクリート擁壁のある個所
峠と旅さんが2003年に車で通られ撮影された場所でもあります
(記事こちら 画像をお借りしてます)
この深い谷の雰囲気がおわかりいただけるかと?
昔は車でも通れたのですが、一旦通行禁止になってしまうと
こんなにも変貌してしまうようです
これでは熊が出ても何ら不思議でもありません
わたくしの予想ではこの廃林道区間で熊に出会う確率が高いと思っていたのですが
その予想に反して、初っ端からその熊に出会い
ここでは猪(🐗ウリボウ)・鹿・猿と言った野生レギュラーに
次々と出会ったのでした
ちなみに人慣れしてない猿は恐ろしく
人を見つけると猿の縄張りを荒らしたと判断され
こちらに向かってキーキー叫びながら威嚇してくるので要注意です
実際にわたくし敵だと思われたのか?猿に追いかけられたことがありますので
野生の猿には注意をいたしましょう!
周りで猿がキーキー大声で騒いでいたら要注意ですよ
↑あとでわかったのですが、この上の地図の+個所からは
なぜか植生が大人しくなっており、道が多少整備されてました
富山県側からは短い距離ではありますが、
今でも道路管理されているのかも知れません
で、ついに大多和峠に到着です
その5 最終話に続きます