⑥からの続きです
(仮)薄波(うすなみ)6号隧道の先に現れたのは
足場が置かれた工事現場
恐る恐る近づいてみますと
そこは重機が置かれた工事個所だったのです
あれ?ここって完全廃道ではなかったのか???
斜面に伸びる工事用モノレールの先を見ますと
どうやらこの県道188号と並行して続く
舟倉用水遊歩道の個所を工事している模様
その工事のためにここより寺津側までの道が補強・補修されており
ここまでの道とは全くの別物になっておりました
なんたる変貌 まさかこんな状態になっているとは!?
これでは廃道と呼べるものではありません
立派(?)な道に興ざめしつつ歩いて行きます
そして寺津側入り口に到着
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この工事、一体何だった?と申しますと
富山県富山農林振興センター発注の
用排水施設整備(舟倉用水路)その2だったのです
どうやら車が走るための県道としては今後も利用されることはないようですが
並行して通る用水路としてはまだ確実に使われているようで
そのための工事用道路としてこの県道が使われているようでした
県道ではなく、ただの工事用道路に成り下がっていたのです
それも全線ではなく、一部のみが・・・
工事そのものは”その2”とされてますので
もしかしたら”その3”その4”と続くかも知れませんが
そうなると(仮)薄波6号隧道も工事車両が通れるように直さなくてはいけません
果たして今後そのようなことがあるのか?
もしかしたらこれで工事は終わりで
工事のために補修された県道部分も足場・鉄板等が取り外されるのかも知れません
そうなるとまた元の廃道に戻るのでしょうか?
県道188号 不通区間
不通となってから40年経った今、思わぬ変化を遂げておりました
正直、不通区間・廃道の道が良くなっていたことにはがっくりですが
地図には出ていない隧道をいくつか見れたことは喜びでした
現在廃道として楽しめるのは五つの隧道区間のみとなっていたのでした
機会があれば訪れて見て下さい
次回予告
薄波橋の奥、長棟(ながと)川に沿って走る長棟林道
↑目指すはこの隧道です!!!