前回からの続きです
栂桜(つがざくら)橋の下までやってきました
橋の下は落石と流れ出た水でドロドロ状態
普通の靴で来たため、泥にハマらぬよう足元に注意しなければなりませんでした
長靴を履いてこなかったことを激しく後悔します
橋の下の先は密林状態
あれ?ここで旧道はなくなってしまったのか?と一瞬思いますが
少し密林に足を進めて、ふと右手を見ましたところ
穴を発見いたします
おお!こんなとこに穴があったんだと驚きます
もしやこれは大発見なのか!?誰もこの存在を知らないのでは?と
独り勝手に喜びます(←これを大間抜けと呼ぶw)
注
この時点ではこの山吹トンネルに対しては事前調査は一切しておらず
あの大御所が2008年に訪れていたことさえ知らなかったのでした
まぁ負け惜しみにきこえますでしょうが
知らない方が却って新鮮な発見があるというものですw
穴の右手上部を見ますと
栂桜橋と現・山吹隧道との合流個所付近から
水が滝のように落ちてきていたのでした
↑この画像を見るとよくおわかりいただけるかと
この落ちてきた水が旧道をドロドロにしていたのでした
この穴のお名前は山吹トンネル
1927(昭和2)年竣工の
旧山吹隧道(延長157m、車道幅員2.7m、限界高3.8m)
参考廃墟検索地図
ちなみに現道の山吹隧道ですが
[http://:title]
別名で しんやまぶき(トンネル) とも表記されております
普通に考えますと新しい現道の方が隧道と呼ばれるのには
ちょっと違和感がありますよね
その旧穴の入り口付近は落ちてきた水のせいで大きな水溜まりが出来ておりました
これを脇の段差のある通路を使いドボンしないようにパスします
で、その先をのぞき込むのですが
ぼんやりとですが奥の方が少し明るくなっておりました
これは意外に距離が短く、簡単に抜けれるのでは?と考え進むことに
明るく見えた奥は左カーブになっており、そこを道なりに曲がると
出口があったのでした(トンネル内部は上り勾配になってました)
トンネルを抜けると旧道は廃道状態にまた戻ります
ここまで来たらこの先も確かめずにはいられません
次回に続きます