山神GGのブログ+α

GGの戯言・世迷い言・独り言・その他+Gスポット

壇蜜シリーズ 国道256号(伊藤林道)上村清水側 中編

前編からの続きです

 

ヨッキれんさん記事を見た方はすでに答えがわかっておみえでしょうが

敢(あ)えて2019年版として見ていただきたいw

 

さて問題の個所である

f:id:poseidonttzr:20191210093617p:plain

↑これを更に拡大すると・・・

f:id:poseidonttzr:20191210093725p:plain

こんな感じになります

これを下から行くと・・・

f:id:poseidonttzr:20191210093838j:plain

右に上(かみ)村清水地区にある一軒家が見えてきます

f:id:poseidonttzr:20191210094005j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210094033j:plain

どうやらこの一軒家、現在は空き家なのか?

建設会社の作業所として使われている模様

(この建設会社は赤石(あかいし)トンネル先の工事をしてる会社)

 

余談だがこの赤石トンネルのある赤石峠

別名を辞職峠とも呼ぶそうです

凄い別名なのだが・・・

詳しくはわたくしのバイブルとしている

峠と旅さんこの記事に書いてあります

f:id:poseidonttzr:20191210094329j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210094410j:plain

その先には地図にもしっかり出ている左へと続く林道も見えている

f:id:poseidonttzr:20191210094521j:plain

↑の右側

その一軒家に続くもう一本の道がやはりあるのだが

こっちは現在は使われていない感じ・・・

地図ではこちらが一軒家への本線に思えるのだが

下から行く道がどうやら正しい本線のようである

 

そして今回のメイン個所に到着

f:id:poseidonttzr:20191210094803j:plain

左に草ボーボーな林道が見えている

f:id:poseidonttzr:20191210094937j:plain

f:id:poseidonttzr:20191217114934j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210095016j:plain

ヨッキれんさんが訪ねた時はまだまともな林道だったようだが

今はほぼ廃道状態

一応ここを(仮)清水林道としておく

地図で見る限りはすぐに行きどまりなので

調べる価値もないと判断したw

 ここを歩いて確かめた人がいた 

記事こちら2011年Hi-ROADさん

 

ちなみにこの県道251号線は上飯田線と呼ぶようだが

これ!この辺りに上飯田と言う地区があるわけではなく

旧・下伊那郡上村(飯田市に合併する前の上村)と

飯田市を結ぶ県道だから上飯田(上村+飯田市)線なのである

ちょっと紛らわしい表示なのであった

 

さてお待たせw

問題の場所をご覧いただこう!

どん!!!

f:id:poseidonttzr:20191210095745j:plain

左に黄色いテープが見えているのが国道256号である

どうです?これが国道なんですよ!

酷道と呼ばれる以上の酷道

いくらなんでもこれは違うだろ!と叫びたくなるのだが

国土地理院の地図にはしっかり国道表記してある道なのである!

f:id:poseidonttzr:20191210100053j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210100303j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210100338j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210100413j:plain

試しに少し入ってみたのだが

もちろんバイクでもここは無理

それさえか歩いてもここはダメとされている国道

ヨッキれんさんが見た時(2011年)にはこんな黄色いテープはなかったようだが

現在は歩くことさえ禁止されているのであった

 

ちなみにここは古来の秋葉街道の一部

小川路と呼ばれた道

(そのメイン小川路峠まではここから5,5キロとされている)

f:id:poseidonttzr:20191210100847j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210100939j:plain

f:id:poseidonttzr:20191210101015j:plain

秋葉街道は、遠州秋葉山静岡県浜松市春野町)と信州諏訪こをつなぐ

総延長220km余の古い街道。

中央構造線の谷に沿って走っており、現在の国道152号にあたります。
江戸時代に秋葉神社へ詣でる旅人が多く通行しとことからこの名で呼ばれますが、

太平洋と内陸を一直線に結んでいることから縄文時代からすでに山と海を結ぶ

「塩の道」として使われていたと想像されています。
現在の国道は分杭峠地蔵峠冬期閉鎖

静岡県境の青崩(あおくずれ)峠飯田市)は

迂回が必要など不便さはありますが、

「秘境を行く道」としてツーリング愛好者の間で高い人気を集めています

参考こちら

諏訪こ→諏訪湖のことでしょうね

浜松市春野町→浜松市天竜区春野町のこと

 

元亀三年(1572)、信玄遠江(とうとうみ)三河

攻略するために軍を三方に分け、

自身は小川路峠から青崩峠を越えて天野氏の犬居城に入りました。
 甲府から浜松へのルートは、富士川沿いに南下する道や、

伊那から新野(にいの)峠を越えて後の三州街道を下る道も考えられます。
信玄があえて青崩峠越えを選んだのは、道沿いに大きな勢力がなく、

遠山氏・奥山氏・天野氏を押さえれば容易に通過できる

メリットがあったからでしょう。
信玄は交通路があったから進撃するのではなく、

進撃のためにみずから道を押し広げたのです。

f:id:poseidonttzr:20191210102334g:plain

参考こちら

 

なんか↑を見ると秋葉街道本線からこちらの道は外れた道になるようですが

伊那街道へと続く支線(=小川路)だったのでしょうね

 

 

さてさてここまでは最初に申したとおりヨッキれんさんのおさらい

パクりでもありますw

しかしわたくしはここだけでは終わりません!

f:id:poseidonttzr:20191210103349p:plain

f:id:poseidonttzr:20191210103431p:plain

地図を見れば一目瞭然

この国道256号がこちらの上部にあります林道へと

まだ続いているのです

この林道も調べなくては本当の答えが出るわけではない!

はい!お任せください!w

林道探索はわたくしの十八番(おはこ)w

後編はその林道を確かめております

続きます

 

壇蜜シリーズ 国道256号(伊藤林道)上村清水側 前編

いきなりだがわたくしがかつてシリーズ化していた

壇蜜シリーズ復活である

f:id:poseidonttzr:20191207123452j:plain

これは以前拙山神のブログ3でやってたもの

分断された道(国道・県道等)の消えた部分の秘密を探ろうと言う企画もの

分断()の秘密()から名付けられたシリーズだったのですが

人気ははっきり言ってなかったのですが

それでも一部コアなファンの方がいましたw

たまごろうさん、これが正しいネーミングの由来

断蜜ではありませんよ)

 

最近そのたまごろうさんがこの壇蜜シリーズをパクって

福井県道209号・ウツロギ峠記事にされてますが

(これにはわたくしも同行してます

近々記事にはする予定ではありますけれど)

復活ネタとして、まずは先にこちらをアップいたします

f:id:poseidonttzr:20191207124849p:plain

その復活の舞台として選んだのがこちら

長野県飯田市上(かみ)村(旧・下伊那郡上村)を通る

国道256号であります

(過去に同じ上村で国道152号を取り上げてますが

そちらは上村から地蔵峠へと続く区間

消えた国道152号のお話です 記事こちら

 

今回は県道251号途中から突如現れる国道256号のお話である

f:id:poseidonttzr:20191207125818p:plain

↑この黄色い県道から現れる赤い破線の道(国道)

これがこの先、小川路峠を越えて

同じ飯田市上久堅(かみひさかた)へと続いているのである

 

ちなみにその上久堅側は盟友Kさん今年9月に行かれて

記事にしておみえ

わたくしはその反対側を調べてみようと言う魂胆である

(パクりとも呼ぶがw)

f:id:poseidonttzr:20191207130933j:plain

f:id:poseidonttzr:20191207131002j:plain

なぜか国道から県道に向かおうとすると

今でも国道256号と明記してあるのである

f:id:poseidonttzr:20191207131552g:plain

f:id:poseidonttzr:20191207131612g:plain

実際、地図表記では国道ではなく県道となっているのにである・・・

f:id:poseidonttzr:20191207131725j:plain

f:id:poseidonttzr:20191207131803j:plain

国道より折れて上村川の橋を渡り右折

上村自治振興センター(旧上村役場)前を通り

支流の川、伊藤谷に沿って上がる

 

と、いきなりその県道に今回は通行止めの看板が出たのである

f:id:poseidonttzr:20191207132405j:plain

f:id:poseidonttzr:20191207132434j:plain

おお!?なんだ?なんだ?

f:id:poseidonttzr:20191207132533j:plain

f:id:poseidonttzr:20191207132555j:plain

どうやらこの先の赤石(あかいし)トンネル先で工事をしてるらしい

(ちなみにこの赤石隧道もわたくし過去に記事にしてるのである

赤石峠 赤石隧道 県道251号

そう!実は以前にこの県道は通っているのである

ですから国道が突然現れる個所は知ってた・見たはずなのだが

記憶と言うものがいい加減でして、今回再度となったのです

 

ちなみにですね

突如国道が現れるとなっているのですが

実はこの通行止め看板手前から

消えた国道256号が存在するのです

それはご存知ヨッキれんさん記事にされているのである(全4話)

今回それを見て初めてその存在を知ったのである

さすがはこの手の第一人者

素人では知り得ないことをよくご存知ですし

実際に歩いてそれを確かめられているのである

これには脱帽 ただただ驚くしかないのであった

 

で、わたくしはそんな真似は出来ませんから

ヨッキれんさんが訪ねたのは2011年

到底今ではかなり道が酷くなってるのは容易に想像できる)

普通にこの県道251号を上って行くのであった

もちろん目的地は工事現場の赤石トンネルのだいぶ手前

工事には関係なく現場まで行けるはずである

(ちなみにその肝心の個所はヨッキれんさん記事にも出ている

実はそれを見ればすでに答えがもう出ているのであるw

しかし今回のわたくしはそれだけではない!

その続きがあるのさ!

乞うご期待w)

f:id:poseidonttzr:20191217115132j:plain

中編に続きます

 

(仮)中浦林道

奥浦林道 ゲートを見た後はいよいよ本題の林道へ・・・

場所はこちら

f:id:poseidonttzr:20191129115817p:plain

f:id:poseidonttzr:20191129115859p:plain

はい!浦地区を抜けた先にありますピストン林道でございます

地図ではこの道はその先破線となりまして

それがあの三峰(みぶ)川林道

(仮)瀬戸峡1号橋別名(仮)浦桃ノ木橋へと

通じているのです

(関連記事こちら 三峰川林道 第二章

f:id:poseidonttzr:20191129120537p:plain

国土地理院の地図には出ておりませんが

この川のところに実際には立派な橋があるのです

このルートがはっきりしますと、浦地区から三峰川林道に行けることとなるのです

イコール三峰川林道のあの鉄壁ゲートを攻略しなくても行ける

こんな裏技が本当に存在するのか?

今回の(仮)中浦林道を確かめることによりこれが判明するのです

(この地区に前浦林道 奥浦林道とありますのでその中間ということで

今回の名無し林道は(仮)中浦林道とさせていただいております)

 

で、実はここを同じ考えでKさんも訪れてみえます(記事こちら

2年前の8月にチャレンジされておりますが

その時は最後道がなくなって終了いたしております

今回改めてわたくしも調べてみようと思った次第・・・

f:id:poseidonttzr:20191129121805j:plain

その問題の入り口は↑こんな感じです

林道名すらなく真ん中にも一本林道があるように見えますが

これはただの山道です(すぐに道が消えてしまいます)

本目的の左に見える林道を下りて行きます

f:id:poseidonttzr:20191129122039j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129122124j:plain

Kさんが行った夏とは風景が一変しておりまして

邪魔な葉っぱは枯れ落ちてまして、お陰で見晴らしは利く状態なのですが

どうやら現在はこの林道全く利用されてない感じ・・・

放置の倒木もあり、これを乗り越えてグングン下って行きます

 

そしてKさんが引き返した場所に同じようにたどり着いたのですが

その時とは風景が全く変わっていたのです

f:id:poseidonttzr:20191129122538j:plain

↑ご覧のように広場に最後はたどり着くのです

f:id:poseidonttzr:20191129122819j:plain

↑これがKさんが行った2年前の状況(画像お借りしました)

Kさんが見た鬱蒼とした林の木々がすべて伐採されており

今回行ってみたら大きな広場・空き地となっていたのです

(同じ小さな橋の手前から撮影してます)

2年の間にこの辺りの木々は伐採されたようですが

その後は放置 

いたるところに水が流れ込んで沼地のような個所がいくつか出来てました

ここを歩いて橋へと続く道を探したのですが・・・

f:id:poseidonttzr:20191129124017j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129123513j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129123400j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129123431j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129123632j:plain

ところがいくら歩き回ってもそれらしき道がないのです

じゃあ位置確認の為にと三峰川が見える場所がないか?

と川方向に近づいてみたところ

f:id:poseidonttzr:20191129123830j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129123902j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129123934j:plain

なんと目的の橋はかなり下流方向に見えたのです

地図では最後は橋の真ん前に出るはずなんですが

実際には全くのお門違いの場所に来てしまっていたのです

f:id:poseidonttzr:20191129124414p:plain

↑のの位置あたりに林道はつながっていたのです

 

あれ?では林道途中にそれらしき分岐があったのか?と考えるのですが

f:id:poseidonttzr:20191129124626j:plain

f:id:poseidonttzr:20191129124705j:plain

(この辺りになぜか?石垣が造られているんですよね

これって平家伝説のものなんでしょか?)

 

戻りがてら確認するのですが、やっぱり見当たりません

山道・けものみちっぽいのも見たのですがどれもダメ・・・う~~ん

 

一体これはどう言うことなんでしょか?

そんな道は最初からなかったのか?

(それだと橋がある必要性がわからない)

長年の年月で道が消えてしまったのか?

(これに関しては帰りに浦地区の方にお聞きしたのですが

そんな橋に行く道さえ俺は知らないとのお答えでした

年配の方なら知ってるかも?とも言われました)

 

この答えを出すにはもう一度三峰川林道側より橋を渡って行ってみるしか

答えが出ない感じです

その渡った橋の先は下流方向・右方向に道は続いてました

もしかして浦地区の手前につながっていたのでは?と

それも調べたのですが、結局は見つからず・・・

f:id:poseidonttzr:20191129125548j:plain

↑その当たってみた道のひとつ

最後はこれも道が消えてました・・・

 

残念ながら今回は三峰川林道裏ルートその③

見つけることが出来ませんでした

これが見つかると林道愛好家には明るい明日があるのですがw

 来年にでも調べてみたいと思っております

 

奥浦林道 ゲート編

前浦林道分杭峠より戻りまして

今度は地区の奥へと進んで見ます

f:id:poseidonttzr:20191125143929j:plain

f:id:poseidonttzr:20191125144020j:plain

f:id:poseidonttzr:20191125144053j:plain

f:id:poseidonttzr:20191125144127j:plain

浦地区を抜けて行きますと最後に諏訪神社があります

ここより先は民家はなくなります

やがて道はダートになりますが、頻繁に工事車両が通るらしく

道は踏み固められており安定して走れます

f:id:poseidonttzr:20191117172523j:plain

f:id:poseidonttzr:20191117172602j:plain

↑これはその道中から見えた三峰(みぶ)川林道

(関連記事 三峰川林道 2019 第三章

こんな景色を見ながらひたすら奥へと進んで行きますと・・・

f:id:poseidonttzr:20191125145007j:plain

カーブを折り返した先にゲートが出現いたします

おおよその場所こちら

f:id:poseidonttzr:20191125145502p:plain

f:id:poseidonttzr:20191125145550p:plain

f:id:poseidonttzr:20191125145634j:plain

f:id:poseidonttzr:20191125145711j:plain

はい!これがまた中途半端な場所にゲートが設けてあるのです

浦地区からかなり離れた場所なんです

なんでここ?と思えますw

(多分ここから国有林になるためだと思われる

長谷国有林内は問題なく通らせるのに浦国有林内はダメなようです)

f:id:poseidonttzr:20191125145859j:plain

右脇はNG

なぜかここからが林道起点なんです

浦地区を抜けたら奥浦林道だと思ったのですが、実はここからが始まり

f:id:poseidonttzr:20191125150048j:plain

左は注意しながら行けば抜けられるのではないでしょうか?

 

ちなみにここはやはり盟友Kさんが訪れた場所でもあります

その記事こちら2017年8月

わたくしと同じようにここのゲートを見てお帰りになってますw

ただしその時はこのゲート左側は工事看板で塞さいであったようです

f:id:poseidonttzr:20191125151256j:plain

鍵は言わずと知れたSKC

f:id:poseidonttzr:20191125151359j:plain

f:id:poseidonttzr:20191125151424j:plain

f:id:poseidonttzr:20191125151710j:plain

さて実はこの先は日曜日以外は入っても多分無駄

間違いなく工事をしてますから・・・

f:id:poseidonttzr:20191125151838j:plain

この先の孤立沢の治山(ちさん)工事をやってるのですが

これって昨年もやっていたのです

f:id:poseidonttzr:20191125152037j:plain

↑これは浦地区への県道212号からの入り口部分で見た看板

これが昨年も掲げてあったのです

どうやら長~~い工事のようです

これが終わらない限りは突入してもダメでしょう

まあ突入したところで間違いなくピストン林道でしょうが

世の中にはピストンのお好きな人もおみえになりますからねw

 

一応この工事は来年までとされてますが

何となくその後も延期されるのでは?と思えてしかたないのですが・・・

 

次回は(仮)中浦林道です

 

前浦林道 後編

中編からの続きです

 

前浦林道チェーンゲートを抜けて進んで行きます

f:id:poseidonttzr:20191124115030j:plain

と言いながら実はほとんど写真を撮っていなかったのですw

道はやや廃の匂いはしますが、難なく走れます

道幅も広く、心配してた崩落個所も現れず・・・

道はやや下り気味にトラバースして行く感じ・・・

f:id:poseidonttzr:20191124115646j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124115303j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124115347j:plain

ほどなく走り続けますと、木々の隙間から目指す分杭峠が見えてきます

おお!あそこだ!目標地点は!

あともう少しだ!と走っておりましたら

突然前方に人影が・・・なんだ???

f:id:poseidonttzr:20191124115901j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124115941j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124120011j:plain

この方々、どうやら何か撮影されてる感じでした

手には収音マイクを持ってみえまして、テレビ局の人なんでしょか?

何故(なにゆえ)こんなとこで撮影なんかしてるんでしょ?

ここってそんな場所なんでしょか???

 

その脇を申し訳ないように通らせていただいたのですが

この後、道沿いに分杭峠を訪れた観光客が一杯いたのです

なんでこんなとこにいるんだ?

f:id:poseidonttzr:20191124120632j:plain

↑参考図(こちらから拝借)

この地図で言う右上方向(地区)からわたくしはモンキーで下って来たのですが

この林道にあるのは水汲み場のみ(それも飲めない水)

何にもない場所なのにめっちゃ人がいたのです

本来なら気場と呼ばれる場所にみんな行くはずなんですが

なぜかみなさん林道に来ていたのです・・・

 

そんな場所にモンキーで現れたわたくし

思いっきり白い視線を浴びますw

いやいやあんたたちがおかしいでしょ!と言いたいのですが

多勢に無勢、勝てるわけがありませんw

 

申し訳ないように頭を下げながら通り過ぎますと

目指す分杭峠に到着です

f:id:poseidonttzr:20191124121318j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124121354j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124121432j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124121708j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124121747j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124121815j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124121907j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124121948j:plain

こちらのゲートを抜ければ国道152号

南へと向かえば・・・

f:id:poseidonttzr:20191124122111j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124122145j:plain

旧・下伊那郡信濃(しなの)村旧・同郡上(かみ)村へと行けます

 

で、ここに来るに当たって心配事がひとつあったのです

ここ分杭峠は実は観光客の為の駐車場はないのです

 

峠頂上付近には、駐車スペースがありません
ふもとの「粟沢駐車場」からシャトルバスをご利用ください(片道約15分)
峠頂上での路上駐車は厳禁です。

 

伊那市観光協会が路上駐車対策に警備員係員を駐在させているんですよね

もしその警備員に見つかったらまず怒られる

いくら浦地区から来たと言っても怒られるのは間違いないw

ここにその警備員がいるのではと心配してたのですが

ラッキーなことにこの時はいませんでした

普通ならこのまま国道を走ればいいのですが

わたくしはそのまま来た道を戻る予定でしたので

しばしここで休憩

(ヘルメットを被ったおっさんが独り 多分滑稽に見えたことでしょうw)

f:id:poseidonttzr:20191124123858j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124123935j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124124017j:plain

でですね、よくよくこちら分杭峠側から林道入り口を見ますと・・・

f:id:poseidonttzr:20191124124141j:plain

f:id:poseidonttzr:20191124124220j:plain

車両通行止とされているんです!

知らねえよ!浦地区からは何も書いてなかったのに

こっちにはこんな看板があったのです

これじゃあ白い目で見られても文句は言えませんw

 

そうこうする内に一台のハイエースがやってきます

やばい!ここの係の人だ!

おっさん慌てて引き返すことに・・・

再び観光客の白い視線を浴びつつ戻ったのでした

 

 

前浦林道、可もなく走れますが分杭峠側は要注意です

警備員がいなかったら休むことなくすぐに逃げ出しましょう!w

 

ちなみにこの分杭峠辺りは駐車禁止なんですが

みなさんこっそり峠の反対側(大鹿村側)に車・バイクを停めておみえですw

そこからしらっと歩いて峠を訪れているのです

なかには峠の先の高森山林道入り口に車を停める人もいるんですよね

これが実は林道愛好家には邪魔!w

これは止めていただきたいものです(←お前が偉そうに言うな!w)

(高森山林道のKさんの記事はこちら

 

次回は奥浦林道 ゲート編の予定です

 

前浦林道 中編

前編からの続きです

 

前浦林道を進んで行きますと林道脇に草ヒロ発見

Kさん記事で見たやつです

f:id:poseidonttzr:20191121103015j:plain

これよく見ると相模(さがみナンバー

なんで神奈川県の車がこんなとこに乗り捨ててあるのか?

どう見ても不法投棄なんでしょね?

f:id:poseidonttzr:20191121103258j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121103330j:plain

実はこの草ヒロの先には廃別荘群らしき建物がいくつかありまして

どうやらこの辺りに別荘があったようですが

現在は全く使われていないようです

日産サニーの草ヒロも落ち葉に埋もれて佇(たたず)んでおりました・・・

 

さてここでわたくしが草ヒロを撮影しておりましたところ

林道奥より一台の軽トラが下りてきました

何か文句を言われても嫌なので軽く頭を下げ通り過ぎるのを見ていたのですが

わたくしを通り越したところで急にその軽トラが停まったのです

f:id:poseidonttzr:20191121104214j:plain

『この先、通り抜け出来ないよ!』

『えっ!?峠まで行けないのですか?』

『峠に行くにはここを下ってアスファルトの道(県道+国道)を行くんだよ』

『いえ!それは知ってますけれど、こっちから峠に行ってみたいのですが・・・』

『ああ!そう!気を付けてね』

『ええ、ありがとうございます』

 

何やしら文句・注意を言われると思ったのですが、この方いい人でしたw

でもこの先通り抜けれないなんて初耳

もしや本当にこの先が昔の長谷村の看板通りに崩落しているのでしょうか?

そんなことを考えてると更に一台車が通過して行きました

どうやらやっぱりこの日は森林組合の方々がこの奥で作業してるようです

f:id:poseidonttzr:20191121105049j:plain

そのまま進みますと案の定、森林整備の看板が出てきます

もしかしたら誰かにお咎(とが)めを受けるかも?と思いながら進みます

f:id:poseidonttzr:20191121105251j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121105413j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121105331j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121105510j:plain

やはり道中には作業される方の車が停まってはいたのですが

幸いと言おうかそのそばには誰もいません

これ幸いとここを通り過ぎますw

(遠くでチェーンソーの音がしておりました)

f:id:poseidonttzr:20191121105810j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121105842j:plain

↑これ、その森林組合上伊那森林組合)のテント

なんだ?なんだ?もしやキャンプ?w

失礼ながらここにいるみなさんは仕事に来てるのか?遊びの来てるのか?

でもこれいいですよね 遊び気分で仕事が出来るみたいで・・・w

これだと仕事の合間の休憩も楽しそうです 羨ましいw

f:id:poseidonttzr:20191121110152j:plain

そして峠らしき広い場所にたどり着きます

場所こちら

f:id:poseidonttzr:20191121110713p:plain

f:id:poseidonttzr:20191121110809p:plain

そう!ここはKさんが撤退した場所のほんのちょっと先なのです

でもそこには聞いたことがないものがあったのでした

f:id:poseidonttzr:20191121110959j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121111149j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121111046j:plain

伊那市方面が木々の隙間から見渡せるその場所に

なんと!チェーンゲートがあったのです!

いやいやこれ全く聞いてないんですけれどw

f:id:poseidonttzr:20191121111404j:plain

f:id:poseidonttzr:20191121111438j:plain

もしやこれが軽トラの方が言われた

『通り抜けれない』と言うその理由だったのでしょうか?

分杭峠まで地図上では道があるから何で?とは思ったのですが

多分このことを指していたんでしょうね?

 

が、しかし心配はご無用、モンキーは無敵なのですw

f:id:poseidonttzr:20191121111750j:plain

ええ!実のところモンキーですと簡単にこのチェーンの下がくぐれるのです

(右脇は通常のバイクでは微妙な感じです 二人いれば多分大丈夫w)

 

さあではここよりやや廃の匂いのする道を走って行くことに・・・

更に林道にGO!

続く・・・

 

前浦林道 前編

以前から狙っていた林道です

先回同様長野県伊那市にあります前浦林道

こちら伊那市長谷浦地区よりあの分杭峠へと通じる林道です

f:id:poseidonttzr:20191120102038j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120102106j:plain

県道212号からその浦地区へと三峰(みぶ)川を渡って向かいます

f:id:poseidonttzr:20191120102236j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120102311j:plain

橋を渡り3キロほど上って行きますとその浦地区に・・・

f:id:poseidonttzr:20191120102427j:plain

その浦地区のほんと入り口の右手に林道の入り口があります

場所はこちら

f:id:poseidonttzr:20191120102752p:plain

f:id:poseidonttzr:20191120102845j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120102928j:plain

はい!そこにはちゃんと→分杭峠大鹿村と案内が出ております

f:id:poseidonttzr:20191120103133j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120103208j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120103249j:plain

いきなりダートの楽しい林道なんですが

この先土砂崩落の為通り抜けできません 長谷村

と、無粋なことが掲げられてますw

ただし今はここは伊那市の管轄

旧・上伊那郡長谷村だった頃の看板では信用は出来ませんw

これは無視してもいいのかもしれませんが、もひとつ看板があるんですよね

この先工事中のつき通り抜けできません 上伊那森林組合

この黄色い方の看板が厄介なのです

 

実際ここを訪れた盟友Kさんはあえなく注意を受けて

林道途中で撃沈しておりますw(記事こちら 2017年8月

そう!今回の敵はいつもの森林管理署ではなく森林組合なのですw

今回は奇(く)しくもKさんが行ったとされる曜日と同じ土曜日です

間違いなく作業はしているでしょう!

さて鬼が出るか?蛇(じゃ)が出るか?

f:id:poseidonttzr:20191120104524j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120104554j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120104449j:plain

林道から反対に見えるアルプスの声援を背に受けて(←何の意味?w)

いざ!林道にGO!

 

ちなみこの時、わたくしのモンキーどざえモンはメンテナンス中

従って代車としてお借りした

akatora-nekoさんトラえモンにて出陣です

 

林道入り口のみ砂利敷きですが、すぐに快適な林道となります

少し走りますと、入り口にも案内看板があった

ゼロ磁場 南アルプス自然学園に到着

f:id:poseidonttzr:20191120105407j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120105438j:plain

こちらゼロ磁場の水美味伝水を販売・製造していた場所でもあるようですが

実は廃墟

人影はなく建物は放置状態だと一目でわかります

(林道入り口にあった看板、よく見るとXと書かれてあります)f:id:poseidonttzr:20191120105902j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120105954j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120105821j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120110028j:plain

まあ想像するに、ゼロ磁場とされる分杭峠にあやかって

この商売を始めたのですが、思うような結果が出なかったというあたりでしょうか?

所謂(いわゆる)、便乗商法ではなかったのでしょうか?

甘い目論みだったのでしょう・・・

f:id:poseidonttzr:20191120110321j:plain

f:id:poseidonttzr:20191120110350j:plain

その分杭峠に向かう国道152号線沿いにも同じような水を売ってるお店があります

そちらは今でも営業してるようですから、ここは場所も良くなかったのでしょうね

まあこんなとこほとんど観光客は来ませんからねw(立地悪すぎw)

 

ちなみに宇宙エネルギー天然水などと謳(うた)われてますが

わたくしこの手のものは一切信用しておりませんw

飲む人に超常現象を起こさせる水←なんじゃそりゃ?w)

こんな大げさなネーミングつけたらいけませんよ

却(かえ)って怪しく思えますからね

まあネーミング以前にわたくしはすぐに却下しますがw

 

尚、ここの水、ゼロ磁場の水平家の里の隠し水とも

呼んでいるようですが

(ここ浦地区は平家の落人(おちゅうど)伝説の伝わる場所でもある 

詳しくはこちら

いくつも名前を付け過ぎなんですよね

多分当初は平家の里の隠し水だったはずですが

分杭峠が脚光を浴びたのでそれに便乗したのでしょう

それが失敗だったのでしょうね・・・

欲をかいたらいけませんw

 

話が大きく反れてしまいました

本編続きます・・・