秘境尾盛(おもり)駅 その弐からの続きです
それまで遊歩道にあった手すりがなくなり
段々道が怪しくなってきます
その遊歩道を進んで行くと・・・
↑このように画像で見るとわかるように遊歩道らしき道が
その先、崩れてなくなっているのです
画像ではよくわからないと思われますが
その先に遊歩道の続くであろう道は一応まだあるのです
ここを足を滑らせないように横断
↑下方には線路がまだ見えております
一応ルートは間違ってないようです
↑いくつか出てくる崩落個所
どこが道なのかわからないかも知れませんが
これ、右斜め前方にまだ遊歩道があります
(岩場の下あたりがそれ)
で、この時に遠くから大きな音が聞こえてきたのです
10時22分接阻(せっそ)峡温泉駅発のトロッコ電車が
警笛を鳴らしながら近づいてきたのです
木々の合間に見えますでしょうか?
赤いトロッコ電車です
↑その電車が32号トンネルへと吸い込まれるように消えて行きます
そう問題はここ!
この32号トンネル部分を越えるのがこの遊歩道、最大の山場なんです
ちょっとした広場となった峠個所を越え、左へと大きく回り込むと
シェルパ初心者さんの言われるロックセクションに突入です
ここより薄暗い雰囲気へと景色は変わって行きます
↑この手前の岩の部分、御覧になるとわかるように苔むしてます
下手に足を乗せると滑りますから、手も使ってここは慎重にクリアして行きます
そしてついにあの吊り橋崩落個所に到着です
そう!ここがこの遊歩道へと進んで来た者たちを苦しめる最大の難所
一旦戻って尾根沿いに道なき道を進んで尾盛駅にたどり着いてみえます
おっさんも最初の計画ではそのつもりだったのですが・・・
ぽっかりと空いた空白個所
右手に吊り橋があったと思われるワイヤーのみがぶらりと残ってます
ここを抜けられたようです
おっさん熟考の末、ここを進むことを決意
まずは一段下りまして目の前の下にある岩の合間に生えた細い木にしがみつきます
↑一段下りての一枚
そう!この目の前の細い木にしがみついて・・・
↑目の前の岩とは大きな段差がありますから
壁際の岩に手を掛け、足も持ち上げ上ります
↑振り返って一枚
そして狭い足元に注意して、岩壁にしがみつくようにここを抜けます
おっさん無事にここをクリア
やりました!おっさんもやれば出来るのですw
余りの喜びにここで決めポーズをw
実はこれ!この探索初めての休憩でした
ここまで歩き始めて約65分でした
ここで一息入れたおっさん
が、突然思い出します
そうだ!この先にも崩落個所があることを・・・
一難去ってまた一難
慌てて進んで見るとそこにも・・・
その肆(よん)に続く・・・