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【廃墟】ひるがの尾上平スキー場 蛭ヶ野林道 前編

岐阜県高山市にありましたひるがの尾上平スキー場

廃墟検索地図にも紹介されてます有名な廃スキー場なのですが

場所が非常に悪く、通常簡単には行くことが出来ません

 

ひるがの尾上平スキー場は、岐阜県郡上市にあったスキー場。

(これは記述間違い 正しくは高山市となります)

1970年代初頭に開業したらしい。

1980年代終盤に閉業した。

錆びついたリフト支柱跡などが残る。

また、ロッジ施設が現存するが、深い藪に囲まれ接近困難となっている。

 

そんな廃スキー場を詳しく紹介されているのがRKパパさんの記事

 

ひるがの尾上平スキー場センターハウス跡2021 前編

同 後編

そして衝撃のセミヌードが登場する

同 《番外編=散在するパンフレットは?》

 

これらの記事に刺激を受け、わたくしもこの廃スキー場に向かってみました

その入り口はこちら

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国道156号 出光のガソリンスタンドの横から

蛭ヶ野(ひるがの)林道へと向かうのですが

道なりに向かうと間違えた方向に行ってしまうので要注意

実際今回久々に向かったのですが途中の曲がるところを間違えました

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↑ここは道なりではなく、右折

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↑この先で右折して、別荘地の方へと入って行きます

その別荘地を通り過ぎるとダートに変貌

九十九(つづら)折りの林道を上って行きますと

現在途中にこんな看板が出ております

 

尾神方面へ 道路崩壊のため 通り抜けできません

大日谷林道までは行けます

 

はい、林道愛好家の方はご存知でしょうが

この林道、蛭ヶ野林道をぐるりと回ると

日照岳(ひでりだけ)林道に接続し

再び国道156号に出れますロングダートの周回林道の道であります

(約30キロの道のり)

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(その日照岳林道の最新情報はやはりRKパパさんこの記事

ちなみに大日谷林道までとはこの個所です

でもRKパパさんの最新情報では道中別段崩落個所らしき場所もなく

普通に周回出来るようです

(ただし現在廃スキー場付近で工事中ではありますが)

 

そして峠に到着

中編へと続きます

 

富山県道188号 不通区間⑦ 舟倉用水路工事

からの続きです

(仮)薄波(うすなみ)6号隧道の先に現れたのは

足場が置かれた工事現場

恐る恐る近づいてみますと

そこは重機が置かれた工事個所だったのです

あれ?ここって完全廃道ではなかったのか???

斜面に伸びる工事用モノレールの先を見ますと

どうやらこの県道188号と並行して続く

舟倉用水遊歩道の個所を工事している模様

その工事のためにここより寺津側までの道が補強・補修されており

ここまでの道とは全くの別物になっておりました

なんたる変貌 まさかこんな状態になっているとは!?

これでは廃道と呼べるものではありません

立派(?)な道に興ざめしつつ歩いて行きます

そして寺津側入り口に到着

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この工事、一体何だった?と申しますと

富山県富山農林振興センター発注の

用排水施設整備(舟倉用水路)その2だったのです

 

どうやら車が走るための県道としては今後も利用されることはないようですが

並行して通る用水路としてはまだ確実に使われているようで

そのための工事用道路としてこの県道が使われているようでした

県道ではなく、ただの工事用道路に成り下がっていたのです

それも全線ではなく、一部のみが・・・

工事そのものは”その2”とされてますので

もしかしたら”その3”その4”と続くかも知れませんが

そうなると(仮)薄波6号隧道も工事車両が通れるように直さなくてはいけません

果たして今後そのようなことがあるのか?

もしかしたらこれで工事は終わりで

工事のために補修された県道部分も足場・鉄板等が取り外されるのかも知れません

そうなるとまた元の廃道に戻るのでしょうか?

 

県道188号 不通区間

不通となってから40年経った今、思わぬ変化を遂げておりました

正直、不通区間・廃道の道が良くなっていたことにはがっくりですが

地図には出ていない隧道をいくつか見れたことは喜びでした

現在廃道として楽しめるのは五つの隧道区間のみとなっていたのでした

機会があれば訪れて見て下さい 

 

次回予告

薄波橋の奥、長棟(ながと)川に沿って走る長棟林道

↑目指すはこの隧道です!!!


富山県道188号 不通区間⑥ (仮)薄波4号隧道+(仮)薄波5号隧道+(仮)薄波6号隧道

からの続きです

現れましたのは(仮)薄波(うすなみ)4号隧道

こちらは今までの(仮)2号(仮)3号と違い

コンクリートで出入口がしっかりと固められておりました

しかしながら足元はぬかるみ状態

中に入ればコンクリート造りは途中まででありまして

素掘り状態になった途端、落石も起きていました

何故こんな中途半端な造りになったのでしょう?

(仮)4号を抜けるとその先にもう(仮)薄波5号隧道が見えております

こちらもコンクリート造りなのですが、やはり途中まで

出口部分は材木を防護壁代わりにしたようなロックシェッド状態

で、すぐさま(仮)薄波6号隧道が続いてます

この個所(仮)4号・(仮)5号・(仮)6号と連続して隧道が続いていたのでした

穴好きには楽し過ぎる区間かも知れません

こちらはちょっと変わった造りの穴

でもやはりここもそれは途中まで

三つ続けて中途半端な造りなのですが、予算の関係だったのか?

それとも構造的に何か問題でもあったのでしょうか?

楽しい隧道銀座を抜けると、その先にとんでもない結末が待っていたのでした

何だ?あれは???

続く・・・

 

富山県道188号 不通区間⑤ 崩落個所+(仮)薄波3号隧道

からの続きです

 

ここまでそれなりにまともな道が続いていたのですが

ついに崩落個所が現れました

右側の崖が崩れて大きな岩が落ちておりました

ここまでは無理すればモンキーでも来れますが、さすがにここは越えれません

(自転車なら大丈夫か?)

↑下に青く見えるは神通川 一歩踏み外すとそのまま川にまっしぐらでドボン

↓振り返りの構図

ここを慎重に通り抜けます

ここより先の道はほとんど手つかずの状態のようでして

不通区間となってからずっと時間が止まった状態なのかも知れません

そして(仮)薄波3号隧道の登場です

こちらは(仮)2号隧道より内部は狭い感じ

入り口上部より水が流れ落ちてまして、内部の足元は水浸しでした

長靴を履いて来て大正解でした

落ち葉と水(泥)で足元はぐちゃぐちゃ

ちなみにこのあとがあと三つ出てくるのですが

国土地理院地図には一切表示されておりません((仮)2号のみ表示されてます)

これらはある意味、知られざる穴なのかも知れません

二つ目の大きな崩落を乗り越えて行きます

そして都合三つ目の穴が現れました

次回にまだ続きます

 

富山県道188号 不通区間➃ (仮)薄波2号隧道+松ヶ谷橋

からの続きです

現れました素掘りのそれはそれは素敵な

残念ながらこちらお名前はございません

全国Q地図にもしっかりトンネル表示はされているのですが、お名前はなし

この先にある松ヶ谷橋はちゃんと表示されているのにも関わらず・・・

 

実はこの県道188号 不通区間

ニコニコ動画で紹介している(2009年)動画があるのだが

そこではこの隧道を薄”沢”2号隧道と呼んで見えます

が、どう見てもこれは誤表記

”沢”ではなく薄”波”(うすなみ)のはず!

(この動画では2号~6号までの隧道が紹介されているが肝心の1号がありません

その1号とは薄波橋の手前の薄波隧道のことだと考えられます

と、考えるとこれは誤表記だと思われるのです)

 

で、これに一応倣(なら)いまして

こちらを(仮)薄波2号隧道と呼ばせていただきます

(仮)薄波2号隧道を抜けたあたりから道は徐々に荒れてきます

そして目の前に松ヶ谷橋が現れます

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下を流れる谷はそのまんま、ひねり一切なしの松ヶ谷

お生まれは昭和46年(1971年)12月でございます

御年50歳を超えておみえですが

この40年余りこの県道は不通区間となっておりますので

実働10年弱と言ったところでしょうか?

早々と引退の道を歩まれたようです

橋を渡りますとまた道が狭くなりますが、一応砂利敷きが復活します

左手には神通川が流れております

そして第一の崩落個所が現れました

続く・・・

 

富山県道188号 不通区間➂ 舟倉用水遊歩道

からの続きです

 

では不通区間を進んでみましょう!

歩き始めてしばらくはまともな道が続きます

これ実はこの先に

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北陸電力 長棟(ながと)川第二発電所があるからなのです

実際その発電所への分岐道も道中にあるのですが

関係者以外は立入禁止となってます

↑振り返りの薄波(うすなみ)橋

最初の大きなカーブを曲がると、徐々に道が狭くなってきます

でも砂利が敷いてあり、まだまだ普通に歩けます

↑県道上部に平行して走る道があります

実はこの県道188号と並行して舟倉用水遊歩道

県道の上部を走っているのです(国土地理院では点線表記の道)

(これは気に逝きレポートさんから知り得た情報です)

そして現れましたのが一番目のです

ちなみにこの穴の上部に石垣が積まれておりました

もちろんこれは用水遊歩道の為のものと思われます

 

この用水遊歩道を帰りに同行のakatora-nekoさんが歩いてみえます

その画像を紹介させていただき、次回へと続きます

 

富山県道188号 不通区間② 薄波側ゲート

からの続きです

薄波(うすなみ)隧道を抜けて行きますと

ここにも冬季連絡通路の入り口があります

今は誰も利用されることがないのでしょう

しっかりと鍵が掛かっております

この辺り現在は全く民家等はなく、人気は一切なし

一体いつの時代に利用されたのでしょう?

そして長棟(ながと)川に架かる薄波橋が現れます

橋の袂にはお地蔵さん

そしてこの薄波橋を渡りますとT字交差点

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右に長棟川に沿って延びる道は長棟川第一発電所へと続く道

その入り口にはチェーンが掛けられております

(引っ掛けてあるだけ)

この長棟川第一発電所の奥に長棟林道が走っているのですが

残念ながらここからは長棟林道にはつながっていないようです

 

さてこの県道188号はこの薄波橋を渡ったところで分断されています

諸車通行禁止

なんと昭和59年(1984年)から

40年近くも通行禁止となっているのです

歩行者も通行禁止とされているから驚きです

そんなに酷い道なのか?

とは言っても、なぜか脇は甘いのですw

モンキーでここを行くことも考えましたが

どうせ途中から歩きに変更になるのは容易に想像出来ましたので

最初から徒歩でこの不通区間を向かうことにしました

(ちなみにこの薄波側ゲート共通キー

わたくしとしたことがそれを撮影しておりませんでした 失念・・・

RKパパさんはしっかりと鍵を撮影されてましたね 記事こちら

 

次回へと続きます