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長棟林道⑤ 第1號隧道+高谷橋梁

からの続きです

 

第2號隧道から100メートルほど先の橋の先に

三つ目のが連続するように続いてました

第3號隧道と同じ時に造られた

 

昭和36年(1961年)11月竣工

第1號隧道

延長22. 米

 

そう!こちらが1號ですので

先ほどお名前がなかった短い穴が2號となりますね

その余りに短い距離のため

第2號隧道は国土地理院の地図には載っていなかったのでした

の位置が第2號隧道がある場所

で、同じく第1號隧道の手前の短い橋も国土地理院の地図には出ておりませんが

ちゃんとお名前があったのでした

高谷橋梁です

欄干には落下・転落防止の柵か何かがあったようですが無くなってます

第1號隧道の内部はやはり素掘り吹付

22メートル丁度だったのか?

コンマ(、)の後の空白が妙に気になりますw

で、お気づきかも知れませんがこちら側にも橋があったのです

しかしながらお名前はわかりませんでした

 

ここ、まず橋を架け、穴を掘りまた橋を架け

更に穴をふたつ掘っております(切通もあり)

当時としてはかなりの難工事ではなかったのではないでしょうか?

(それでも一年で三つの穴を完成させたことになりますね)

 

というわけで国土地理院の地図には二つしか穴は表示されておりませんが

実際にはその中間に短い穴があり、計三つの穴が存在するのでした

ではその三つの穴を動画でご覧下さい

 

往路


www.youtube.com

撮影日時はなぜか?2018年2月18日

カメラを目線に合わせたため、路面を見ながら走っているので

下ばかりしか映っておりません

つまらん!この上ないのですが

その上で、復路も撮影してるんですよね


www.youtube.com

こっちはまだまともな撮影でしょうか?

見るに堪えないものをお見せして、非常に申し訳ございませんでした

 

次回に続く・・・

 

長棟林道➃ 第3號隧道+第2號隧道

からの続きです

 

この長棟(ながと)林道、思いのほか切通が多かったです

やはり林道開設の際は難工事だったのかも知れません・・・

そんないくつかの切通を抜けて行くと

ついにあのが出てきました

わたくしがこの長棟林道でずっと気になってた穴です

(ここにも銀砂谷と言う名の谷があります

もしかしたらここで銀が採れたのかも?)


www.youtube.com

自転車・峠おやじさんの動画(2009年アップ)を見て

ここだけは絶対通ってみたいと思っていた穴

この穴の手前にも切通がありますね

こちらにはお名前はございません

入出口付近はコンクリート、内部は素掘りの吹付済み

(動画の2009年時はまだ素掘りのままだったよう)

穴の途中になぜか横穴が開いておりました

もちろんこの横穴の先のかなり下には長棟川が流れてます

この穴を抜けた先にも穴が見えてます

国土地理院の地図の通り穴が二つあるのですが

振り返ってこの最初の穴を見ますと、こちらにはお名前が表示してあり

昭和36年(1961年)11月竣工

第3號隧道

延長92.5米

とありました

あれ?穴は二つだけのはずなのに第3とあります

じゃあ地図には出ていない穴がこの林道のどこかにあるのでしょうか?

続けて二つ目の穴へ・・・

(ここも手前に切通があります)

↑天井に作られた蜂の巣の残骸

非常に短い距離の第2號隧道でした

(お名前を示すものはないが、第2であることは間違いない)

第2號隧道の手前の切通

ここも連続して穴とはしなかったようですね

逆に第2を切通にすることもなかったようです

第3・第2と来て第1號隧道は実はこの先に連続するようにあったのでした

ちなみに長棟大橋が昭和46年完成でしたので

この穴から10年かけて林道を更に延長したようです

 

次回に続きます

 

長棟林道③ 奥長棟一号橋+長棟大橋

からの続きです

 

では林道にGO!

長棟(ながと)川に沿って長棟林道を下って行きます

道そのものはごくごく普通の林道でしたが、やたら水たまりが多かったです

ぼんやり走ってますとその水たまりにハマります

どんなに気をつけていても水たまりは無数にあるので一度や二度はドボン

お陰で靴とズボン・靴下は濡れてしまいます

 

最初に現れた橋

奥長棟二号橋と同じお生まれの奥長棟一号橋です

この日は幸いなことに天気が良く、紅葉の中を進んで行きます

↑林道には付き物の洗い越しと↓切通

そして最初の分岐長棟大橋

これがなかなかの大きな橋

この橋を渡った突き当り個所で林道が分岐しております

↑野生動物生態調査のカメラ

この分岐林道奥の支流には

金山谷なる谷があります

もしかしたらその昔、そこで金が採れたのかも知れませんね

 

この長棟大橋から見る下流の景色がとても良かったです

むき出しとなった岩肌の前を林道が大きくカーブしております

これ気持ちよさそうに思えませんかね?

さて次回はいよいよあのに出会います

続く・・・

 

長棟林道② 茂住峠+奥長棟二号橋ゲート

からの続きです

やっとたどり着いた茂住峠

峠と言いましても特別峠名が表示されているわけではありませんでしたが

この峠から続く登山道がそこにあったのでした

六谷(ろくたん)山へと続く道のようです

その登山道先にひっそりとお地蔵さんがお見えでした

 

さて小休止の後、この(仮)茂住峠林道を一気に下って行きます

その途中で、下見の際に出会った軽トラのおっさんと遭遇

気になる崩落個所はあったのか?とお聞きしたところ

何事もなくこの先も無事に通れると教えていただきました

これで最悪ケースの富山県側に回る必要はなくなりほっとします

そして長棟(ながと)林道に合流

右は長棟峠 池ノ山へと続く道

こちらへはKさんRKパパさんが行かれてますが

我々も長棟林道走破後に行くつもりでしたが、時間切れの為諦めたのでした

自転車・峠おやじさん記事ではここより先は

 

ここを上流側へ行けば長棟峠へ行けるはずだが、

熊の巣とも言われている

 

とのことです)

左に折れ、下って行きますと長棟川を渡ります

こちら昭和46年(1971年)竣工の奥長棟二号橋であります

そしてそしてこの橋を渡りますと

ついにゲート現れるのでした(奥長棟二号橋ゲート

場所はこの辺り

ゲート前に駐車してた車はキノコ採りだったのか?

(道中他にもキノコ採りらしき車が停まってました)

早速両端チェック

右は置石がしてあります

左は甘めですが微妙に段差があり、バイクですと通る時に倒れそう

(反対側からですとバイクを支える体勢がもっと難しくなるのです)

この造り方が実に嫌らしいw

どうやらこちら国有林林道でもあるのですが

北陸電力の事業専用林道でもあるようです

 

で、こちら

Kさん訪問時(記事こちら 2017年)

RKパパさん訪問時(記事こちら 2019年)

と、鍵の数が増えていたのですが、今回行ってみたらなんと!

SKCに変わっていたのでした!

まあ鍵がSKCに変わっていようが、モンキーには実は関係なし

さあここからが本番!いざ!林道にGO!

次回に続きます

 

 

またまた予習記事の紹介

自転車・峠おやじさん(2007年)以外にも

自転車・MTB等で長棟林道を走破された記事

輪跡さん(1983年)

雷鳥だよりさん(2014年)

プー太郎&ポポちゃん&AYAちゃんさん(2020年)

 

実はバイクで長棟林道を走ってるニコニコ動画もあるのだが

この動画のアップ主には申し訳ないのだが、イマイチなのでした・・・

 

長棟林道① (仮)茂住峠林道

富山県岐阜県を結ぶ長棟(ながと)林道を走って来ました

向かったのは岐阜県側の入り口

[http://
大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI ):title]

飛騨市神岡町東茂住地区の国道41号から入って行きます

[http://:title]

↑以前はこの角の場所に交番があったようですが、今はありません

 

この日は同行のジャバルさんとこの入り口手前の

トイレのある茂住パーキングで待ち合わせ

↑目指す林道方向には廃鉄塔らしきものも見えてました

さてジャバルさんとの待ち合わせ時間より早く着いたわたくし

一人先にこの林道を下調べしてみることに・・・

ひとつ目の大きなカーブを曲がろうとしたら、いきなりの立入禁止看板

へっ!?いきなりそれはないだろうと無視して進みます

二つ目の大きなカーブのところでその工事は行われているようでしたが

幸いにもこの日(平日)は誰もおらず

そのカーブの先から完全未舗装に変わります

眼下に見えるのは赤い茂住橋とその先に

廃線となった神岡鉄道神岡線 茂住駅

三つ目の大きなカーブのところまで行って、一旦下見を止めます

国土地理院の地図では途中破線表示になってますが普通に道はあります

何でこんな表示にしたのでしょう?)

 

で、その下見の帰りに一台の軽トラとすれ違うのですが、声を掛けられます

『どこまで行って来た?通れたか?』

『えっ?いやこのすぐ先のところまでなんですが、どうかしました?』

『いや、ちょっと前に来た時はこの先が崩落で通れなかったから

どこまで行ったのか?と思ってな・・・』

『ああそうですか?この先まではまだ行けますよ』

 

軽トラのおっさん、わたくしのアドバイスは全く役に立たなかったようで

そのまま茂住峠方面へと進んで行ったのでした

と、言いますか?もしこのおっさんの言葉通りですと

この先は通れませんから、諦めて富山県側から攻めなくてはいけません

 

困ったな、と思いながら下りますと、またもや軽トラとすれ違います

あれ?思ったよりここ利用者が多いようなんですが・・・

 

で、その後ジャバルさんと出会いまして

取り敢えずこの(仮)茂住峠林道を進んで見ることにしました

 

この茂住峠を越える林道を

長棟林道と呼んで見える方も見えますが

長棟林道は長棟川に沿って進む林道

ここはそこからの接続林道ですのでその林道名は正しくはないと思われます

(仮)茂住林道(仮)東茂住林道と呼ぶべきでしょうが

ここでは(仮)茂住峠林道とさせていただきます

RKパパさん長棟大津山林道と呼んでみえます)

その道中、左手には地図上大きながあるはずなんですが

実際には存在いたしませんし

そこは立入禁止区域+写真撮影禁止

[http://:title]

こちら写真はダメですが、航空写真は問題ないようですw

これはいいのですか?神岡鉱業さんw グーグルには文句言わないの?w

KさんRKパパさんはしっかり撮影されてますね ダメですよ!

然るべき法的処置を取られますよw

わたくしは嫌だから載せてませんw 

それでもしっかりバックには写ってますが・・・)

こちらの(仮)茂住峠林道、かなり道は悪いです 凸凹だらけ

この日、四駆軽レンタカー(新車)を借りてきたジャバルさん

その道の悪さの為に、積んでいたモンキーからガソリンがこぼれ

車の中がガソリン臭くなりました

慌てて漏れたガソリンを拭いたのですが、匂いはやはり残ったまま

また悪路で車体の腹が何度か?摺ったそうです

でも素知らぬ顔してそのレンタカーを返却したことは内緒ですw

大きな分岐個所は左へと進みます

くねくねと紅葉の中を進みますと、茂住峠に到着です

(ここまで思った以上に距離がありました)

続きます

 

次回まで予習復習記事を紹介しておきます

Kさんの記事 岐阜県側 富山県側(2017年)

RKパパさんの記事 岐阜県側(2019年) 富山県側(2020年)

 

【廃墟】ひるがの尾上平スキー場 蛭ヶ野林道 後編

中編からの続きです

ロッジの中にお邪魔しました

(ここからはRKパパさん記事と全く同じ内容となります)

最初に目に付いたのが、階段のところにあった生活用具

一瞬誰かここに住んでいるのか?と疑いますが

多分浮浪者か?誰か?が一時期ここをねぐらのように

利用していたのではないか?と思われます

リフト1回 ¥80 時代を感じさせます

こちら一階・二階とあるのですが、基本もぬけの殻です

廃墟特有の落書き等はないのですが、これと言ったものもありません

RKパパさんがトイレに立てておいた看板も倒れてました

↑食事メニュー 当時としてはこれは高かったのでは?

やはりスキー場にありがちな観光地料金設定だったのでしょう

 

数少ない当時の物

そしてRKパパさんが見つけた例のパンフレットをわたくしも見つけました!

1階の食堂に散らばるように落ちておりました

3枚折れとなったこのパンフレット

RKパパさんがおっしゃる通り、ツッコミどころが一杯!

追憶のゲレンデさん記事ではリフトは二本とされてますが

どうやら三本あった模様です

標高に関してはRKパパさんが目いっぱいツッコんでみえますw

 

駐車場 5,000台収容

これはかなり嘘くさいです

と、言おうか?こんなとこに5,000台も来るわけがない!

今でもここまで来るのに十分悪路(未舗装)なのに

50年前の1970年初頭だった頃はもっと酷い道だったはず

国道から峠までがまずは簡単に上れなかったと思われます

今でも酷い九十九(つづら)折りなのに

当時はもっと状況が酷かったはずです

そんなとこに5,000台も来るわけがないですし

話十分の一の500台でも来ることはなかったと思われます

当時は東海北陸自動車道はありませんでしたから

名神高速一宮ICからひたすら下道

で、驚くのはひるがの高原国道156号)から

たったの20分で着けると記載してること!

あり得ません!今でも絶対無理なのにこの当時なんてもっと無理!

これで雪でも降っていたら軽く2時間は掛かったはずです

とんでもない誇大表示です!

 

ちなみにこのひるがの尾上平スキー場

岐阜県大垣市栗山アルミさんが経営していたとのこと

[http://:title]

そう!あの名神高速から見える栗山アルミさんです

こんな誇大広告をしてはいけませんよねw

 

で、3枚折れの最後の1枚がモデルさんの顔写真

右上に白山国立公園とあるが、これも嘘!

環境省_白山国立公園_見どころガイド

公園に近くはありますが、公園には入っておりません!

 

モデルの方はちょっとぽちゃとしたかわいい女性です

イメージ的にオーモーレツ小川ローザさんを意識したような?

Oh! モーレツです。小川ローザ好いなー。懐かしのTV CMです ...


www.youtube.com

(1969年(昭和44年)のCM)

で、小川ローザさんはパンチラですが、このモデルさんは更にこの上を行きます

このパンフレット裏面3枚を使ってのセミヌードなんです

いやいやこれは凄い!

当時としては画期的、刺激的なパンフレットだったと思えます

これを見た男性スキーヤーがひるがの尾上平スキー場を目指したのかも知れませんw

こんなパンフレットを造るとは栗山アルミさんやりますねw

誇大広告の件、帳消しにしてあげますw

 

思うに場所が悪すぎてこんなパンフレットで客を釣ったのかも知れません

しかしそれでも客が来なかったということでしょう

スキーブームに乗ってスキー場を造ったのはいいが

余りにもその場所が悪すぎたと言うことでしょう

 

尚、不思議なのは現在こちら国有林のはずですが

栗山アルミさんはこの土地を国に売却したのでしょうか?

それにしてはリフトなどが残ったままなのですが・・・

それともまだこの土地を所有されているんでしょうかね?

 

以上、簡単にはたどり着けない

蛭ヶ野(ひるがの)林道奥にあります

廃墟 ひるがの尾上平スキー場でした

 

追記

大事なこと書くの忘れてました

この蛭ヶ野林道~日照岳(ひでりだけ)林道区間

都合4か所ゲートがあります

行くならその4か所のゲートが開放されてます今ですよ!

 

 

次回からは今度こそ長棟(ながと)林道のネタです

【廃墟】ひるがの尾上平スキー場 蛭ヶ野林道 中編

前編からの続きです

 

九十九(つづら)折りを上って峠個所に到着

右(地図でいう上方向)は幻のダム 大黒谷ダムへと続く大黒谷林道

(最近その幻のダムへRKパパさんが行っておみえです

記事はこちら 数年来林道途中の個所が崩落しており歩きでしか行けません)

只今、冬季積雪対策のため、絶賛ゲート解放中であります

ゲートは軽くロープで封鎖してあるだけ

これ、毎年11月頃より雪の解ける春までの

林道愛好家のための飛騨森林管理署によるサービス行為なのですw

この時期だけいつもは厳重なゲートが開放されるのです

飛騨森林管理署管内の林道でほぼ同じサービスを受けることが出来ますw

これが夏場ですと、ゲートは両脇ともがっちり封鎖されにっちもさっちも行きません

(参考にbalotさんの2018年の記事をご覧いただければ

ここのゲートの厳しさが伝わるかと思います

balotさんお元気でしょうか?))

 

さて目的の左側の蛭ヶ野(ひるがの)林道と言えば・・・

ピンクリボン付きでチェーンが張られておりました

あれ?こっちは解放されていないぞ???

どうやらこの先、丁度ひるがの尾上平スキー場跡地付近2か所で

工事が行われている模様でして通行止めにされていたのでした

折角ここまで来たわたくし、はい!そうですかと簡単に諦めるわけがないw

ダイヤル錠を回して解除を試みるのですが

このダイヤル錠がめっちゃ固く回りません

10分ほど試みたのですが、全く回らない

こりゃどうなっているんだ?と途方に暮れます

が、よくよく左手側チェーンの端っこを見ますと

何と!チェーンはただ引っ掛けてあるだけなのでした

そのチェーンを外すとこの通り↓

よっしゃー!!!無駄に時間食ったぜ!

 

が、この日は平日でして間違いなくこの先に工事関係者は居そう

さあどうする?と思案

今の時間なら多分工事関係者は作業に夢中のはず

幸いにも目指すスキー場跡は工事個所の手前です

途中の道路で関係者に出くわさない限りは見つかる可能性は低い

 

実際こういう時のわたくしは悪運が強いんですw

結局誰にも会うことなく今回の目的を果たすことが出来たのでした

10分ほど悪路を走りましたらリフトのありますゲレンデ跡が見えて来ました

(工事車両が通るためか?かなり道は悪く、ぬかるみも多く凸凹だらけでした)

そしてひるがの尾上平スキー場跡に到着

目の前には廃ロッジが見えております

こちら蛭ヶ野林道本線は左手

右に続く道は

アマゴ谷林道でありました

目的の廃ロッジに足を進めます

後編に続く