中編からの続きです
ロッジの中にお邪魔しました
(ここからはRKパパさんの記事と全く同じ内容となります)
最初に目に付いたのが、階段のところにあった生活用具
一瞬誰かここに住んでいるのか?と疑いますが
多分浮浪者か?誰か?が一時期ここをねぐらのように
利用していたのではないか?と思われます
リフト1回 ¥80 時代を感じさせます
こちら一階・二階とあるのですが、基本もぬけの殻です
廃墟特有の落書き等はないのですが、これと言ったものもありません
↑RKパパさんがトイレに立てておいた看板も倒れてました
↑食事メニュー 当時としてはこれは高かったのでは?
やはりスキー場にありがちな観光地料金設定だったのでしょう
数少ない当時の物
そしてRKパパさんが見つけた例のパンフレットをわたくしも見つけました!
1階の食堂に散らばるように落ちておりました
3枚折れとなったこのパンフレット
RKパパさんがおっしゃる通り、ツッコミどころが一杯!
追憶のゲレンデさんの記事ではリフトは二本とされてますが
どうやら三本あった模様です
標高に関してはRKパパさんが目いっぱいツッコんでみえますw
駐車場 5,000台収容
これはかなり嘘くさいです
と、言おうか?こんなとこに5,000台も来るわけがない!
今でもここまで来るのに十分悪路(未舗装)なのに
50年前の1970年初頭だった頃はもっと酷い道だったはず
国道から峠までがまずは簡単に上れなかったと思われます
今でも酷い九十九(つづら)折りなのに
当時はもっと状況が酷かったはずです
そんなとこに5,000台も来るわけがないですし
話十分の一の500台でも来ることはなかったと思われます
当時は東海北陸自動車道はありませんでしたから
名神高速一宮ICからひたすら下道
で、驚くのはひるがの高原(国道156号)から
たったの20分で着けると記載してること!
あり得ません!今でも絶対無理なのにこの当時なんてもっと無理!
これで雪でも降っていたら軽く2時間は掛かったはずです
とんでもない誇大表示です!
ちなみにこのひるがの尾上平スキー場は
[http://:title]
そう!あの名神高速から見える栗山アルミさんです
こんな誇大広告をしてはいけませんよねw
で、3枚折れの最後の1枚がモデルさんの顔写真
右上に白山国立公園とあるが、これも嘘!
公園に近くはありますが、公園には入っておりません!
モデルの方はちょっとぽちゃとしたかわいい女性です
イメージ的にオーモーレツの小川ローザさんを意識したような?
(1969年(昭和44年)のCM)
で、小川ローザさんはパンチラですが、このモデルさんは更にこの上を行きます
このパンフレット裏面3枚を使ってのセミヌードなんです
いやいやこれは凄い!
当時としては画期的、刺激的なパンフレットだったと思えます
これを見た男性スキーヤーがひるがの尾上平スキー場を目指したのかも知れませんw
こんなパンフレットを造るとは栗山アルミさんやりますねw
誇大広告の件、帳消しにしてあげますw
思うに場所が悪すぎてこんなパンフレットで客を釣ったのかも知れません
しかしそれでも客が来なかったということでしょう
スキーブームに乗ってスキー場を造ったのはいいが
余りにもその場所が悪すぎたと言うことでしょう
尚、不思議なのは現在こちら国有林のはずですが
栗山アルミさんはこの土地を国に売却したのでしょうか?
それにしてはリフトなどが残ったままなのですが・・・
それともまだこの土地を所有されているんでしょうかね?
以上、簡単にはたどり着けない
蛭ヶ野(ひるがの)林道奥にあります
廃墟 ひるがの尾上平スキー場でした
追記
大事なこと書くの忘れてました
この蛭ヶ野林道~日照岳(ひでりだけ)林道区間
都合4か所ゲートがあります
行くならその4か所のゲートが開放されてます今ですよ!
次回からは今度こそ長棟(ながと)林道のネタです