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上高地乗鞍林道C区間 安房峠 中の湯温泉側 2023

個人的にいつかは絶対走破しようと思いつつ

なかなか再チャレンジの出来ていない

上高地乗鞍林道C区間

 

4年前にチャレンジして以来、そのままとなっております

 

上高地乗鞍林道C区間 白骨温泉側 2019

上高地乗鞍林道C区間 安房峠 中の湯温泉側 2019

 

今回国道158号 旧道を訪ねた際に

その後の状況を確かめて参りました

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ちなみにここを訪ねたのは5月末のことでした

ですからまだ安房(あぼう)峠への道は冬季封鎖された状態でした

ちなみに現在は上高地乗鞍林道C区間とは呼ばず

奈川安曇(あずみ)林道と呼ぶようです

 

で、久々に来たら数台の車がゲート前に並んでいたのですが

これらは山菜取りの方々のお車

このあとにその面々に出会うこととなったのでした

さてその肝心のゲートは?と申しますと

なぜか鍵はしてなく、いつでも簡単に入れる状態となってました

おっ!これなら車で入ることも可能だ!と思われたのですが

いかんせんこの日はゲート前に車が何台も停まっており

この先にその持ち主らしき方々がいる可能性が大

そんな中を突っ込んでもし見つかったら、何を言われるか?わかりません

大人しくここから歩いて様子を見に行くこととしました

↑最初のカーブのあたり

このように残雪がまだ残っており

結局は車では入っても無駄だった!という状況でした

このあたりやはり雪が半端なく積もるところであるという証拠です

 

ここを抜けて行きますと、過去二度も引き返えさせられた工事個所

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2017年の状況

2019年の状況

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足掛け2年経ってもまだ工事中だったのでした

この工事のために二度も足止めを食らったのでした

 

そして今回4年ぶりにこちらを再訪したら

なんと!綺麗にこの個所が治っていたのでした

他人事ながら我がことのようにめちゃめちゃ嬉しい光景でした

よくぞ治した!長野県松本市

こんな今は廃道となってる道をよくぞ治してくれたものです

感謝・感激・雨・霰(あられ)

 

じゃあこの先も治してくれたのか?と偵察に・・・

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この先に2019年当時にあった土砂の山+倒木などは・・・

綺麗に取り除いてあり

現在↑このあたりまでは問題なく歩けることを確認したのでした

 

 

さあこれで再チャレンジが決定だ!と

勇んで6月の初めにこの場所に来ましたところ

な ん と ! ! !

再びこのC区間新たな工事が始まっていたのでした

何と言う嫌がらせ

どうやら考えますに、安房峠の冬季封鎖解除を待って

松本市は新たなC区間の工事を始めたようです

多分にこの先にまだ崩落個所がいくつかあるんでしょうね

治していただけるのは非常に嬉しいのですが

これではいつまで経ってもわたくしはC区間制覇は出来ません

もうこうなると裏技は工事休みの日曜攻略しか残されていません

日曜に攻略同行していただける方を大募集いたしますw

↑このおばちゃんが息を潜めて、崖の上で山菜取りをしてみえた

それに気づかず通りがかったわたくし

ゴソゴソと崖の上から音が聞こえたかと思ったら

いきなり石が落ちてきてビックリ

もしやでもいるのか?と思いっきりビビッて立ち止まったら

このおばちゃんが崖の上から

「ビックリさせてごめんね、熊じゃないから」

馬鹿野郎!ふざけるな!

しょん〇ん、ちびったがやw

 

 

余談だが白骨温泉ももちろん確認したのだが

ゲートだけ確認しただけでした

多分に4年前の崩落個所は治っていないと思われます

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ちなみにこの上高地乗鞍林道C区間

あの大御所ヨッキれん氏がやはり走破されていたのであった(2008年

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ツイッター記事より

これだけの美味しいネタ、大御所様がスルーするわけがないのであった

その記事はこちらからダウンロードして読むことが出来ます(有料記事)

https://www.google.co.jp/books/edition/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%BB%83%E9%81%93_%E7%AC%AC63%E5%8F%B7/6P9mRwZcatQC?hl=ja&gbpv=1&dq=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%BB%83%E9%81%93+%E7%AC%AC63%E5%8F%B7&printsec=frontcover

注 ↑こちらでも読むことが出来るようですよ(無料

 

国道158号 旧道⑨ 山吹トンネル2023⑤

前回からの続きです

poseidonttzr.hatenadiary.jp

を越えると見えてきたのはコンクリート擁壁

その先に見えたのは

赤いロックシェッド

それもなぜか変形してます

それも途中からの崩落付きでした

ロックシェッドの途中からぽっかり穴が開いていて

その先は大崩落のため行けません

良く見れば川にコンクリート擁壁が落ちているのです

左手にあったはずのコンクリート擁壁が丸ごと川に落ちているのです

コンクリート擁壁も役立たずにする大崩落だったようです

大御所様が行かれた2008年には

まだコンクリート擁壁が用を成していました 記事こちら

その記事を見るとどうやらロックシェッドの一部も崩落したのがわかります

記事の中でいつか壁が耐え切れなくなって倒れる

予想されてますが

正にその予想通りの結果となっていたのでした)

南側から訪ねた崩落個所まで行くはずだったのですが、さすがにここで諦めました

残念ながら山吹トンネル 旧道部分は完抜きとはなりませんでした

尚、こんな状況でもここを突破された方のすごい動画(2021年)


www.youtube.com


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次回は同じ国道158号の旧道部分にあります坂巻隧道です

 

国道158号 旧道⑧ 山吹トンネル2023➃

前回からの続きです

poseidonttzr.hatenadiary.jp

山吹トンネル旧道、南側からの進軍は崩落のため途中で断念

ならばと今度は北側より攻めてみました

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山吹隧道の北側先の駐車帯に車を停めて

徒歩で隧道の洞門部分入り口まで歩きます

(この日は土曜で上高地等に行く車の往来が激しく

国道158号を歩くだけでも怖かった

普通こんなとこを歩く奴はほとんどいないし

ず~~~と信号がないのでみなさん飛ばす・飛ばすw)

洞門脇から入りますと、このように旧道がしっかりとした道幅で残っているのでした

(ただし現道との合流個所は曖昧となってました)

雑草の生い茂った中を進むと、最初のプチ崩落個所

立て続けに二つ目

道幅が徐々に狭くなり、左手に崖の岩肌が迫ってきます

そして半洞門のようになった岩肌

その昔、この岩肌をを無理やり削ったのでしょうね

そしてまたもや崩落個所

一瞬、これはヤバいかも?と思われたのですが

なぜか人の足跡も残っており、何とか通過することが出来ました

(いつもながらこんなとこを自転車を引き連れて行く大御所様は凄いです

自転車が邪魔になることは重々わかっておみえなのに

それでも自転車同行とは・・・)

↑これも崩落個所 

崩落から年月が経っているのか?崩落跡に草木が生えてます

逆にこう言った崩落個所は簡単に通れます

そしてが登場します

↑これ一見では橋だとは気づきませんが、よ~~~く見ると両端にガードレール

何かおかしいなと橋を渡った先で川側を覗きこみましたら

しっかりと鉄骨が隠れていたのでした

こんな風に橋の上が完全な植林状態だと

ここが橋だと気づかなくても何らおかしくはないかも

で、残念ながらこの橋のお名前を示すものはありませんでした

 

この先に崩落のメインイベントが待ち構えていたのでした

次回に続きます

 

国道158号 旧道⑦ 山吹トンネル2023➂

前回からの続きです

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山吹トンネルを抜け、その先の廃道旧道を進んでみることに

場所によってはアスファルト状態の個所もありましたが

大半は草ボーボーの状態

振り返れば栂桜(つがざくら)橋のツーショットが拝めるのですが

その穴が樹木によって邪魔されているのが残念なところ

 

ここは大御所様オススメ個所だったのですがね(参考記事こちら

水の流れている個所に崩落あり! これは廃道の定番です

土砂の山を越えて進んで行きます

 

こんな廃道ですからここには誰もいるはずがないと思っていたのですが

いきなりこんな場所で前方から人声が聞こえた時は思いっきりびっくりしました

どうやら釣り人のようでした

いつもながら釣り人の行動は凄い

川があればどこでも進んで行きますから、ある意味無敵な人たちですw

崩れた路肩に鉄骨の跡

この路肩部分は橋でも架かっていたのか?

そして再び大きな崩落個所に

↑場所はこのあたりになるかと

右にあるコンクリート擁壁の先は

道がねえ!!!

いや、あることにはあるが、擁壁の前にわずかに通路らしきものがあるだけ

一応それでも進んでみようとは思ったが、足場はかなり悪そう

気持ち程度にあるパイプガードはどう見てもあてにはならない感じ

下手に手を付けたらパイプガードごと川に落ちる羽目になりそう

それでも意地で進んでみたが、その先はとてもわたくしでは無理でした

擁壁沿いに生えてる雑草が行く手を思いっきり邪魔しているのです

足元はよくわからないし、雑草のせいで体をのけ反る必要があります

これは到底無理だとここで引き返すことになりました

大御所様はここを自転車を連れて通り抜けてみえます 2008年当時)

ここから川に下りて、この個所をエスケープする方法も考えたのだが

この先、旧道に戻れるかは一切不明

川に下りれるようにトラロープもなぜかこの場所にあったのだが

非常に心細いトラロープだったので、無理するのは止めました

 

ということで、これで終わりでは悔しいので

この反対側から攻めてみることにしたのでした

次回に続きます


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あのフェマールさんもこの難所を今年行ってみえるようです

(何月なのかは不明だが、ここを踏破されてるから凄い!!!)

第二話(7月中旬公開予定)が待ち遠しいです!!!

 

国道158号 旧道⑥ 山吹トンネル2023②

前回からの続きです

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栂桜(つがざくら)橋の下までやってきました

橋の下は落石と流れ出た水でドロドロ状態

普通の靴で来たため、泥にハマらぬよう足元に注意しなければなりませんでした

長靴を履いてこなかったことを激しく後悔します

橋の下の先は密林状態

あれ?ここで旧道はなくなってしまったのか?と一瞬思いますが

少し密林に足を進めて、ふと右手を見ましたところ

を発見いたします

おお!こんなとこに穴があったんだと驚きます

もしやこれは大発見なのか!?誰もこの存在を知らないのでは?と

独り勝手に喜びます(←これを大間抜けと呼ぶw)

 

この時点ではこの山吹トンネルに対しては事前調査は一切しておらず

あの大御所が2008年に訪れていたことさえ知らなかったのでした

 

国道158号旧道 沢渡~中ノ湯 第1回 第2回

 

まぁ負け惜しみにきこえますでしょうが

知らない方が却って新鮮な発見があるというものですw

 

穴の右手上部を見ますと

栂桜橋と現・山吹隧道との合流個所付近から

水が滝のように落ちてきていたのでした

↑この画像を見るとよくおわかりいただけるかと

この落ちてきた水が旧道をドロドロにしていたのでした

この穴のお名前は山吹トンネル

 

1927(昭和2)年竣工の

旧山吹隧道(延長157m、車道幅員2.7m、限界高3.8m)

参考廃墟検索地図

 

ちなみに現道の山吹隧道ですが

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別名で しんやまぶき(トンネル) とも表記されております

普通に考えますと新しい現道の方が隧道と呼ばれるのには

ちょっと違和感がありますよね

 

その旧穴の入り口付近は落ちてきた水のせいで大きな水溜まりが出来ておりました

これを脇の段差のある通路を使いドボンしないようにパスします

で、その先をのぞき込むのですが

ぼんやりとですが奥の方が少し明るくなっておりました

これは意外に距離が短く、簡単に抜けれるのでは?と考え進むことに

明るく見えた奥は左カーブになっており、そこを道なりに曲がると

出口があったのでした(トンネル内部は上り勾配になってました)

トンネルを抜けると旧道は廃道状態にまた戻ります

ここまで来たらこの先も確かめずにはいられません

次回に続きます


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国道158号 旧道⑤ 山吹トンネル2023➀

さて今回の国道158号 旧道巡りの元となった場所である

長野県松本市安曇(あずみ)沢渡(さわんど)

栂桜(つがざくら)橋山吹隧道の下に

トンネル表記 )ーーー( を見つけました

おお!もしやこれは旧道のではないか?!

これは実際に行って確かめなければ!と・・・

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で、こちらには沢渡橋より松本市道沢渡4号線を向かうのが常なのだが

この市道草ヒロ ジムニー 幌車の先で通行止め

やむなく迂回路から行くこととなった

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国道158号から外れ

県道300号~松本市道沢渡5号線~

2号線(湯川1号橋)

向かうと4号線(国道158号 旧道)に無事合流

ここを左折すれば、さあここからが本番である

一部(自然と還った)未舗装となった旧道を進んで行く

やがて鋭角に曲がる道(破線表記)のある分岐に到達

ここよりは車は通行止め

ここよりは歩きに変更である

歩き始めると道には草が生えており、もろ廃道の雰囲気が出てくる

徐行の看板はここが国道旧道であった証拠でしょうか?

現・国道の栂桜橋が見えてくると、いよいよ目的地は近い

洗い越しを越えると一段と道は荒れてきました

そして栂桜橋の真下に到達します

その先に見えたのは?

次回に続きます

 

余談

現・国道の栂桜橋から下を覗いても

残念ながら山吹トンネルは見えないのでした

(旧道自体も見えませんでした)

 

番所林道

国道158号 旧道シリーズのスピンオフネタです

 

前回記事の

poseidonttzr.hatenadiary.jp

poseidonttzr.hatenadiary.jp

うすゆき橋通行止めの際の迂回路

この大きく回る迂回路のほかにも道があることに気づきました

沢渡(さわんど)より檜(ひのき)峠を越え

安曇(あずみ)番所(ばんどころ)に抜ける

番所林道です

実際うすゆき橋が通れなかった時に利用されたのか?は不明ですが

この林道、今でも通れるのか?と走ってみました

 

沢渡地区の入り口はこちら

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国道よりいきなりの坂を上がって行きます

ホテル杣乃家(そまのや)の横を通り過ぎ、高度を上げて行きます

↑途中にあった沢渡地区が見渡せる個所

(この林道は全く景色がなく、唯一景色が見えたのはここだけ)

途中より待望の未舗装に変わります

(未舗装個所があるということは迂回路としての利用はかなり低かったでしょうね)

峠個所を過ぎますと、しばらくはトラバース気味に道が続きます

道は手入れされているのか、ほとんど荒れた個所もなく良好に進めます

対向車に全く出会うこともなく、道は再びアスファルト道に変わり

下界が近づいたその時に釣り人に遭遇

やがて安曇地区のペンション街へと入って行き

県道84号にぶち当たって、終了となります

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まぁ林道としてはあまり面白味がありません

地元の方の利用も低いようです

崩落事故が比較的に多い国道158号に

こんな迂回林道があることを頭の隅にでも覚えておいてください