➀からの続きです
栃窪隧道の先を進んで行きますと
左手、奈良井川の向こうに見えるのは県道493号
旧国道はそれなりに風化・廃道化してますが、まだ当時の道幅を残しております
そして現れましたのが栃窪橋であります
実は前回紹介しましたが、県道493号にも同名の栃窪橋があるのです
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まぁ年代的に考えて旧国道にある方が旧・栃窪橋ではないか?と思えます
新鳥居トンネル完成と共にこの旧道は使われなくなったので
新たに栃窪橋としても問題はないと判断されたのでしょうか?
↓その新旧そろい踏みの図
この旧・栃窪橋を過ぎますと道は緩やかに左カーブ
ここから一転、道は荒れてまいります
その原因はこの先の路肩欠損
その路肩欠損の要因は右手山肌の沢及び隧道付近から流れ出た水が原因かと?
流水が路肩を弱めたため、ガードレールごと路肩が欠損したようです
足元をその流水に濡れないようにと気を付けて進むと
ついに鳥居隧道が現れました
道は大きく右にカーブ
だが肝心のその穴は閉じられたまま
閉じられてからすでに45年ほど経っておりますがゆえに
あちこちにボロが出ております
残念ながらこれを直す可能性はほぼゼロ
この状態でこの先も余生を過ごすこととなるでしょう
隧道から振り返りますと、今は塩尻市に合併した
旧・木曽郡楢川(ならかわ)村の案内が出ていたのでした
こう言うのが当時のまま残っているのは非常に嬉しいものがありますね
尚、余談ではありますが
昔はこの楢川村から南を是(これ)より南 木曽路と呼びました
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次回➂は反対・木祖村側を紹介します