沈下橋を長々と紹介してきましたが
その最後を飾るのは多芸島(たげじま)2号橋です
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今回、いくつもの杭瀬川の沈下橋を参考にさせていただいた
たてものe図鑑さんの沈下橋図鑑の記事はこちら↓
こちらの橋をたてものe図鑑さんは多芸島潜り橋とされてます
全国Q地図によれば多芸島2号橋が正式名のようです
(2号橋ですから近くに1号橋、さらには3号橋もありますよ)
まずは西側から向かってみました
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目の前に見える青い欄干の橋
これが沈下橋なのか?と思うのですが
この野口橋、形の上で欄干(それも簡易的なもの)・手摺(てすり)があるがゆえ
沈下橋とは呼ばないようです
正式(?)に沈下橋と呼ぶのは、この続きである小さな橋
こちらの木製の欄干がある橋の方である
(欄干と呼ぶにはあまりに低すぎるが・・・
&これはそれでも欄干は欄干じゃないか!これだと沈下橋ではないじゃないか!
というツッコミもありましょうが・・・)
このお名前表示のない多芸島2号橋を沈下橋と呼ぶらしい
何ともすごく矛盾してる気もするのだが
たてものe図鑑さんがそうしているのから間違いないのだろう
(他人のせいにする このいい加減さw)
実際、大垣市も
手摺が無いから安全の確認をと呼び掛けている
(手摺がないのはやっぱり多芸島2号橋の方)
と、考えると多芸島2号橋だけを沈下橋と呼ぶのが正しいのか?
ただ現実問題、この多芸島2号橋の下には川の水は流れていない
多分に杭瀬川が増水した時だけこの橋が活きてくるのだろう
でもよく考えれば増水時には野口橋も同量の水に浸かるはずなのである
同じ高さで造られた二つの橋なのだから増水時に同じ結果になるのは必然
でも片方は欄干・手摺があるから沈下橋ではないのだ
摩訶不思議、何ともおかしな話であることよ
↑現地にあるその増水時の水位早見表(?)
今回シリーズのラストに紹介した橋は何ともすっきりしない沈下橋なのでした
モヤモヤっとした気持ちをもちつつ、これにておしまい
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