その4からの続きです
父ヶ谷林道(父ヶ谷大台線)を走り続けたところ
右手に建物が現れました
こちらは三重森林管理署の建物
奥にある建物はどうやら宿舎だった模様
鍵は閉まっておらず、中に入ってみたのですががら~んとしたものでした
外観からもわかる通り、全く現在は使われておらず、廃墟そのものでした
この宿舎で一時的な雨露は凌(しの)げますが
ここで一晩泊まるには勇気がいりますw
で、この林道での第三目標を探します
それは宿舎の下側にあった小屋の中にありました
ラゾーミサイルです
クイックさんたちの記事を見て、これは是が非でも拝みたいと思っていたもの
もちろん物騒なミサイルそのものがここにあるわけではない
ラゾーミサイル試験地とされた指標があるだけである
このラゾーミサイルって一体何ぞや?と誰もが思うであろう
これはテポドンのお友達でもなく、H2ロケットの親戚筋でもない
↓以下説明文
↑このカラー版の拡大画像が欲しかったのだが、生憎見つからず
要は害鳥を追っ払う爆音の出るミサイル状のものらしいのだが
哀しいかなわたくし、生まれてこのかた現物を拝見したことがない
今でも日本のどこかにこれが現存するのであろうか?
これの欠点はあまりの音の大きさに住宅地で使うには不向きなこと
だからこんな人っ子一人としていないような山奥で
試験的に使用したのであろう
一式16万(当時の価格らしいが、その”当時”がいつなのか一切不明だが)も
するようなものを簡単に何発も試験で使うのはやはり勿体ないような
結局のところこのラゾーミサイルは世間に出回ってる気配がないので
思ったほど売れなかったんであろうと思われる
同様に和製対抗ミサイルのショッカーミサイルも見たことがない
このミサイル、仮面ライダーの宿敵、悪の秘密結社ショッカーから名付けたのか?w
改造人間(怪人)を作るのは朝飯前のショッカーのことだから
こんなミサイルなんてお茶の子さいさいだったかも知れないw
果樹園などで効果絶大
仕様
発射と同時に模擬鳥が飛びあがり、
約8m頭上から鉄砲で撃ち落とされる様に、
利口な鳥たちも恐怖のあまり寄り付きません。
電子抑制による完全自動型。電子回路による音量調節機能付き。
昼夜切り替え、作動間隔変更可。
↑こちらが現物のショッカーミサイル
ナフコオンラインで¥91,463で売っております
余り大きな声では言えないが
この指標もって帰りたかったですw(家に飾る気か?w)
その6最終回へと続きます