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【未成道】市道弥富相生山線 (仮)相生山洞門 後編

前編からの続きです

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遠くから見るとトンネルに思えるこの

実はトンネルではなく、洞門だったのでした

トンネルと思える右側はコンクリートの柱がいくつも建って並んでいたのでした

で、この洞門のお名前がないか?と探すのですが、一切それらしきものはなし

仕方なく勝手に(仮)相生(あいおい)山洞門とさせていただきました

残念ながらこの穴は全国Q地図にも載っておりませんでした

路肩には街灯もしっかり建てられていたようですが

今後もこの街灯が灯(とも)ることはないでしょう

道路わきは一切こちら側に入ってこられないように全てにフェンスが施してありました

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最後はAバリが二重で囲ってあり、その先は橋が架かるような造りとなって

道は終わっていました

航空写真でこちらを見ますと、この先に白い橋台のようなものが見えますよね

 

実はこの先も撮影したのだが、なぜか消えてしまったので

この先はこちら富岡那恵さん記事より画像を拝借

名古屋に眠る未成道「弥富相生山線」|富岡那恵

画像

名古屋に眠る未成道「弥富相生山線」|富岡那恵

と、こんな感じにここより橋を架けるようでしたが

計画中止とともに橋台だけがその遺構として残っているのでした

看板が無くなりました❢ | 相生山からのメッセージ

弥富相生山線工事執行状況視察 : 横井利明オフィシャルブログ ...

以前には↑このように橋りょう部としっかり工事案内があったようです

(画像参考はこちらから)

名古屋市道・弥富相生山線の開通訴える 推進派住民、市に署名 ...

と、言うわけで8割方完成しているというのに

未成道となってしまった市道弥富相生山線でした

あ~~もったいないw

 

【未成道】市道弥富相生山線 (仮)相生山洞門 前編

前記事から随分間が空いてしまったので

別ネタをここで挟みます

 

みなさん大好きな未成道ネタです

愛知県名古屋市で有名な未成道

市道弥富相生(あいおい)山線

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こちらはあのフェマールさんも動画で上げてる場所

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↑こちらの相生山緑地を東西に走る弥富相生山線が

緑地内だけ分断されていることが地図をご覧になるとわかるかと

 

まずはその東側から突入

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東側から来ますといきなり道はフェンスで封鎖されております

脇からこの先を覗くと、それはもう立派な道が出来ているのです

だがここには入ることは出来ません

 

こちらの建設には過去に色々と問題がありまして・・・

 

弥富相生山線については、平成5年9月に都市計画事業認可を取得して事業に着手し、

市民の方々の声や専門家のアドバイスを取り入れ、

平成16年2月に環境に配慮した都市計画変更を行い、事業を進めてまいりました。

平成21年9月に市長の指示による現地での対話集会を行い、

平成22年1月の工事中断後は、

「相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会」による科学的な検証や、

地下鉄開通後の交通状況の把握などに努めてまいりました。

平成26年2月市会において、

建設の是非について市長が判断するための住民意向の調査を行うことを表明し、

同年10月に調査を実施させていただきました。

そして、12月に市長から、

「弥富相生山線の道路事業は廃止し、公園として整備する」などの考えに基づき、

「速やかに名古屋市都市計画審議会に諮問し、審議頂く」との方針が

示されたところです。

弥富相生山線の今後については、

市長の方針の具体化に向けて

『世界の「AIOIYAMA」プロジェクト検討会議』で検討しております。

参考こちら

 

現・河村名古屋市が平成26年(2014年)に事業廃止を決定され

今に至ってるわけでございます

(この計画自体は昭和32年(1957年)に都市計画決定されて

60年近くなって中止と決まったのでした)

中止理由は基本的には付近の自然を壊すとの反対意見があったためですが

(代表的な反対意見はこちら

正直この近くの野並周辺の朝夕の渋滞は酷いものです

わたくしも過去にこの野並信号交差点を毎日利用しておりましたので

この道が出来ていれば朝夕のストレスはなかったと思われるのですが

わたくしのストレスより自然の方が大事・勝(まさ)ったわけですw

(今は野並信号交差点を通らないからどうでもいいですが

それでも今でも野並を通るのは嫌ですね トラウマですw)

 

では反対の西側から見てみましょう

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名古屋市瑞穂区弥富町より天白川を越えてきますと

西側入り口となります下山畑信号交差点にぶち当たりますが

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やはりこちらもしっかりフェンスでその先が封鎖されております

しかし実はこの交差点の一本南側の未舗装路から

この先を覗きに行くことが出来るのです

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こちらをまっすぐ進み、大きなカーブを左に曲がると

すぐ先に未成道の続きが現れます

↑東側へと続く未成道

もちろん入れないようにガードがしてあります

この西側は先ほどの下山畑信号交差点

さてさてここまではネコでも犬でも誰でも来ることが出来ます

(注 この未舗装路の奥には民家があります

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そこまでは行かないように注意しましょう)

やはりここで気になるのは、このガードの奥に見える

これを確かめずにはいられませんよねw

この誰も近づいたことのない穴を次回ご紹介

後編に続きます

 

国道158号 旧道⑩ 坂巻トンネル2023➀

国道158号 旧道シリーズの続き

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山吹トンネル攻略の後は坂巻トンネルを訪ねてみました

破線で表記された部分が旧道ルート

坂巻温泉のすぐ下方にトンネル表記ー)ー(ーがあることがわかります

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国道158号 白なぎトンネル(白なぎ(薙)隧道)を抜け

すぐの坂巻橋の手前を曲がると坂巻温泉です

坂巻橋の先に見えるのは新坂巻トンネル

この辺りは橋~トンネル~橋~トンネルと続く難所でもあります

白なぎ橋~白なぎトンネル~坂巻橋~新坂巻トンネル)

ここよりは坂巻温泉の私有地になるので、お客のふりをしてお邪魔w

(一応過去にこちらの温泉に日帰り入浴でお邪魔したことあるから許してw)

旅館の裏を通り過ぎて行くとが見えてきます

非常に年季が感じられる坂巻隧道です

内部はかなり傷んでおりまして、かなり危ない状態です

そんな場所に工事道具が置かれてますが、これは工事の不用品なんでしょうね

出口あたりはシェッドの造り

出口付近も崩落が起きてますので、かなり危ない状態かと?

そして気になったのが出口脇にありました吊り橋

こちらなぜか床板が新品同様となってまして、現役だと窺(うか)がえます

東京電力の看板がありますので、私有橋なんでしょうか?

尚、大御所様記事によれば、この吊り橋の先に昔の坂巻温泉があったそうです

(現在の個所に移転済み)

↑この崖の内部が隧道個所

では梓(あずさ)川下流方向に続く旧道を訪ねてみましょう

続く・・・


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上高地乗鞍林道C区間 安房峠 中の湯温泉側 2023

個人的にいつかは絶対走破しようと思いつつ

なかなか再チャレンジの出来ていない

上高地乗鞍林道C区間

 

4年前にチャレンジして以来、そのままとなっております

 

上高地乗鞍林道C区間 白骨温泉側 2019

上高地乗鞍林道C区間 安房峠 中の湯温泉側 2019

 

今回国道158号 旧道を訪ねた際に

その後の状況を確かめて参りました

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ちなみにここを訪ねたのは5月末のことでした

ですからまだ安房(あぼう)峠への道は冬季封鎖された状態でした

ちなみに現在は上高地乗鞍林道C区間とは呼ばず

奈川安曇(あずみ)林道と呼ぶようです

 

で、久々に来たら数台の車がゲート前に並んでいたのですが

これらは山菜取りの方々のお車

このあとにその面々に出会うこととなったのでした

さてその肝心のゲートは?と申しますと

なぜか鍵はしてなく、いつでも簡単に入れる状態となってました

おっ!これなら車で入ることも可能だ!と思われたのですが

いかんせんこの日はゲート前に車が何台も停まっており

この先にその持ち主らしき方々がいる可能性が大

そんな中を突っ込んでもし見つかったら、何を言われるか?わかりません

大人しくここから歩いて様子を見に行くこととしました

↑最初のカーブのあたり

このように残雪がまだ残っており

結局は車では入っても無駄だった!という状況でした

このあたりやはり雪が半端なく積もるところであるという証拠です

 

ここを抜けて行きますと、過去二度も引き返えさせられた工事個所

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2017年の状況

2019年の状況

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足掛け2年経ってもまだ工事中だったのでした

この工事のために二度も足止めを食らったのでした

 

そして今回4年ぶりにこちらを再訪したら

なんと!綺麗にこの個所が治っていたのでした

他人事ながら我がことのようにめちゃめちゃ嬉しい光景でした

よくぞ治した!長野県松本市

こんな今は廃道となってる道をよくぞ治してくれたものです

感謝・感激・雨・霰(あられ)

 

じゃあこの先も治してくれたのか?と偵察に・・・

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この先に2019年当時にあった土砂の山+倒木などは・・・

綺麗に取り除いてあり

現在↑このあたりまでは問題なく歩けることを確認したのでした

 

 

さあこれで再チャレンジが決定だ!と

勇んで6月の初めにこの場所に来ましたところ

な ん と ! ! !

再びこのC区間新たな工事が始まっていたのでした

何と言う嫌がらせ

どうやら考えますに、安房峠の冬季封鎖解除を待って

松本市は新たなC区間の工事を始めたようです

多分にこの先にまだ崩落個所がいくつかあるんでしょうね

治していただけるのは非常に嬉しいのですが

これではいつまで経ってもわたくしはC区間制覇は出来ません

もうこうなると裏技は工事休みの日曜攻略しか残されていません

日曜に攻略同行していただける方を大募集いたしますw

↑このおばちゃんが息を潜めて、崖の上で山菜取りをしてみえた

それに気づかず通りがかったわたくし

ゴソゴソと崖の上から音が聞こえたかと思ったら

いきなり石が落ちてきてビックリ

もしやでもいるのか?と思いっきりビビッて立ち止まったら

このおばちゃんが崖の上から

「ビックリさせてごめんね、熊じゃないから」

馬鹿野郎!ふざけるな!

しょん〇ん、ちびったがやw

 

 

余談だが白骨温泉ももちろん確認したのだが

ゲートだけ確認しただけでした

多分に4年前の崩落個所は治っていないと思われます

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ちなみにこの上高地乗鞍林道C区間

あの大御所ヨッキれん氏がやはり走破されていたのであった(2008年

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ツイッター記事より

これだけの美味しいネタ、大御所様がスルーするわけがないのであった

その記事はこちらからダウンロードして読むことが出来ます(有料記事)

https://www.google.co.jp/books/edition/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%BB%83%E9%81%93_%E7%AC%AC63%E5%8F%B7/6P9mRwZcatQC?hl=ja&gbpv=1&dq=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%BB%83%E9%81%93+%E7%AC%AC63%E5%8F%B7&printsec=frontcover

注 ↑こちらでも読むことが出来るようですよ(無料

 

国道158号 旧道⑨ 山吹トンネル2023⑤

前回からの続きです

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を越えると見えてきたのはコンクリート擁壁

その先に見えたのは

赤いロックシェッド

それもなぜか変形してます

それも途中からの崩落付きでした

ロックシェッドの途中からぽっかり穴が開いていて

その先は大崩落のため行けません

良く見れば川にコンクリート擁壁が落ちているのです

左手にあったはずのコンクリート擁壁が丸ごと川に落ちているのです

コンクリート擁壁も役立たずにする大崩落だったようです

大御所様が行かれた2008年には

まだコンクリート擁壁が用を成していました 記事こちら

その記事を見るとどうやらロックシェッドの一部も崩落したのがわかります

記事の中でいつか壁が耐え切れなくなって倒れる

予想されてますが

正にその予想通りの結果となっていたのでした)

南側から訪ねた崩落個所まで行くはずだったのですが、さすがにここで諦めました

残念ながら山吹トンネル 旧道部分は完抜きとはなりませんでした

尚、こんな状況でもここを突破された方のすごい動画(2021年)


www.youtube.com


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次回は同じ国道158号の旧道部分にあります坂巻隧道です

 

国道158号 旧道⑧ 山吹トンネル2023➃

前回からの続きです

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山吹トンネル旧道、南側からの進軍は崩落のため途中で断念

ならばと今度は北側より攻めてみました

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山吹隧道の北側先の駐車帯に車を停めて

徒歩で隧道の洞門部分入り口まで歩きます

(この日は土曜で上高地等に行く車の往来が激しく

国道158号を歩くだけでも怖かった

普通こんなとこを歩く奴はほとんどいないし

ず~~~と信号がないのでみなさん飛ばす・飛ばすw)

洞門脇から入りますと、このように旧道がしっかりとした道幅で残っているのでした

(ただし現道との合流個所は曖昧となってました)

雑草の生い茂った中を進むと、最初のプチ崩落個所

立て続けに二つ目

道幅が徐々に狭くなり、左手に崖の岩肌が迫ってきます

そして半洞門のようになった岩肌

その昔、この岩肌をを無理やり削ったのでしょうね

そしてまたもや崩落個所

一瞬、これはヤバいかも?と思われたのですが

なぜか人の足跡も残っており、何とか通過することが出来ました

(いつもながらこんなとこを自転車を引き連れて行く大御所様は凄いです

自転車が邪魔になることは重々わかっておみえなのに

それでも自転車同行とは・・・)

↑これも崩落個所 

崩落から年月が経っているのか?崩落跡に草木が生えてます

逆にこう言った崩落個所は簡単に通れます

そしてが登場します

↑これ一見では橋だとは気づきませんが、よ~~~く見ると両端にガードレール

何かおかしいなと橋を渡った先で川側を覗きこみましたら

しっかりと鉄骨が隠れていたのでした

こんな風に橋の上が完全な植林状態だと

ここが橋だと気づかなくても何らおかしくはないかも

で、残念ながらこの橋のお名前を示すものはありませんでした

 

この先に崩落のメインイベントが待ち構えていたのでした

次回に続きます

 

国道158号 旧道⑦ 山吹トンネル2023➂

前回からの続きです

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山吹トンネルを抜け、その先の廃道旧道を進んでみることに

場所によってはアスファルト状態の個所もありましたが

大半は草ボーボーの状態

振り返れば栂桜(つがざくら)橋のツーショットが拝めるのですが

その穴が樹木によって邪魔されているのが残念なところ

 

ここは大御所様オススメ個所だったのですがね(参考記事こちら

水の流れている個所に崩落あり! これは廃道の定番です

土砂の山を越えて進んで行きます

 

こんな廃道ですからここには誰もいるはずがないと思っていたのですが

いきなりこんな場所で前方から人声が聞こえた時は思いっきりびっくりしました

どうやら釣り人のようでした

いつもながら釣り人の行動は凄い

川があればどこでも進んで行きますから、ある意味無敵な人たちですw

崩れた路肩に鉄骨の跡

この路肩部分は橋でも架かっていたのか?

そして再び大きな崩落個所に

↑場所はこのあたりになるかと

右にあるコンクリート擁壁の先は

道がねえ!!!

いや、あることにはあるが、擁壁の前にわずかに通路らしきものがあるだけ

一応それでも進んでみようとは思ったが、足場はかなり悪そう

気持ち程度にあるパイプガードはどう見てもあてにはならない感じ

下手に手を付けたらパイプガードごと川に落ちる羽目になりそう

それでも意地で進んでみたが、その先はとてもわたくしでは無理でした

擁壁沿いに生えてる雑草が行く手を思いっきり邪魔しているのです

足元はよくわからないし、雑草のせいで体をのけ反る必要があります

これは到底無理だとここで引き返すことになりました

大御所様はここを自転車を連れて通り抜けてみえます 2008年当時)

ここから川に下りて、この個所をエスケープする方法も考えたのだが

この先、旧道に戻れるかは一切不明

川に下りれるようにトラロープもなぜかこの場所にあったのだが

非常に心細いトラロープだったので、無理するのは止めました

 

ということで、これで終わりでは悔しいので

この反対側から攻めてみることにしたのでした

次回に続きます


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あのフェマールさんもこの難所を今年行ってみえるようです

(何月なのかは不明だが、ここを踏破されてるから凄い!!!)

第二話(7月中旬公開予定)が待ち遠しいです!!!