前編からの続きです
実は今まで佐渡林道をさど林道だと思っていたのですが、正しくは・・・
大又佐渡(さわたり)林道(大又林道)
大又隧道を抜けると道は下りに・・・

走って行きますと一台の車が路肩に駐車してました

おお!三重森林管理署関係者なのか?とビビるのですが
車の近くには誰もいません
この日は日曜、関係者はいないだろうと踏んでいたのですが
大又隧道手前に和歌山ナンバーの森林関係者の車が一台
そしてここにも一台・・・
どうやって入ったのか?(もちろん合い鍵使用なのでしょうが・・・)
この軽には社名も何もなく関係者なのかも一切不明
実に不思議な軽でした・・・


この大又林道、残念ながら景色等は一切ありません
ひたすら山の中を走るのみなんです
退屈と言えば退屈な林道ですw



坂を下り切りますと、途中よりは池ノ宿谷に沿って走ります
その清流の谷には小さな魚も泳いでます
釣り人なら一度は来たい場所かも知れません・・・

谷沿いに平坦な道を進みます
有難いことに大半はコンクリート舗装されていたのでした
が、やはり落ち葉や枝が散乱しておりますから
走りやすいようでそうでもないのでした


そして延々と走り続けると、あの池ノ宿(いけのやど)洞門についに到着
場所こちら




こちらはあのクイック師匠の因縁の隧道だそうです
僭越ながらお先に見学させていただきました

↑正しくは池ノ宿のはずなんですが、なぜかノの字は省略されてます
(この辺り池ノ宿という集落であったらしい)
どうしてでしょう?クイックさん?


真っ暗な中を水たまりに注意しながら進みます
驚いたのは隧道途中で狭くなってること!
これ!真っ暗ですからびっくりします
黄色の矢印 ← は画像加工したものではありません
実際に貼られてますからお間違えなく・・・
なおwoody中尉さんが行かれた時(2010年)は
隧道内にコウモリがいっぱいいたそうです 記事こちら
今回は全く気付かず通り抜けました・・・

そして反対側に抜けます
実はこちら側に銘鈑があったのですが、おっさんチラ見して写真撮らず・・・
これ痛恨の失敗でした
なのでここを走られた峠の記さんより画像お借りしました
勝手にすいません・・・

この隧道、元々は林鉄跡だそうです
林道として隧道拡巾の際に飛鳥(あすか)町大又地区部分のみ広げたそうで
五郷(いさと)町桃崎地区部分はそのままになったようです
ですから途中が狭くなっていたのでした
で、注目は通称3号トンネルの表示です
これ後で重要な意味を為しますから覚えておいて下さい


そして池ノ宿洞門の先に分岐が現れます 場所ここ
左に下る道が塔谷(とうのたに)林道です
その塔谷林道は県境を越え奈良県に入ると
備後(びんご)川林道と名前を変えるのでした
参考過去記事
次回は崩落があると言う佐渡林道へと進んでます
