前編からの続きです
県道209号の旧道を進んで行く
国土地理院の地図では県道は今でもこちらからウツロギ峠を越えて
田尻地区へとつながってはいるのだが
普通の地図ではこの道は県道表示はされていないのである
(これは国土地理院あるあるですw)
この分断(壇)された県道の秘密(蜜)を探るのが
今回のわたくしの目的であった
(くどいが同行のたまごろうさんにとってはここは4回目w)
狭い狭い五幡地区を抜けて山間部に差し掛かる
問題はやはりここからなのである
上の地図の+の位置が↑の画像の個所
ここからは案の定、この先通行止めとされているのであった
わたくしより先を行ったたまごろうさんはここで出会ったか?はわからないのだが
わたくしはここでばったり出会った地元のおじいさんに声を掛けられた
『この先は行けんぞ!道が崩れているから車は通れん!
うん?でもそれ(モンキー)なら行けるかもな?』と・・・
わたくしありがたいことに
このおじいさんからお墨付き・通行許可をいただいたのでしたw
気を良くしたわたくし、早速先行したたまごろうさんを追いかけます
先ほどのおじいさんが言ってた通り、段々道はやはり悪くなってくる
途中には沢越えもある!
これだと車ではさすがに改造四駆ジムニーあたりでないと無理ではないだろうか?
過去(2004年)にはここをヴィッツで抜けたなどと言う記事もあるが
今は到底無理であろう
で、沢を渡ると勾配が段々ときつくなってきた
↑その道中のこの竹林区間
道の真ん中にV字にえぐれた溝が出来ており
竹藪との間の狭いところを走るしか方法がない
これどちらに片寄っても悲惨なこととなる
まっすぐ走るしかないのだが、自慢じゃないがわたくしは運転はへたくそw
たまごろうさんに助けてもらって何とかこの坂を這いあがったのであった・・・
途中お地蔵さんの横を通り、ついに峠にたどり着いた
↑こちらがそのウツロギ峠である
はっきり言って峠の標識などは何もないのである
これでは単なる山の中と一緒w
何とも寂しい峠なのだが、ここより田尻側は・・・
立派なアスファルト舗装の道が続いているのであった
これなら県道と呼ばれてもおかしくはないw
でもやはりここはほぼ廃道に近い道であることには変わりない
が、そこが我々のような廃道好きには堪らない道なのであるのも事実
同好の士のみなさん、ここはやはり一度は行くべき道ですよ
でもやっぱり車では無理ですよ
バイクもしくは自転車(ほぼ押すだけw)か歩きとなるでしょう
是非お試しください