前編からの続き

(仮)虻谷(あぶたに)隧道の反対側は
出雲谷(いずもだに)川に差し掛かる手前にあります




丁度、加太(かぶと)板屋地区から伸びてきた
板屋林道が北在家中津川林道と合流するあたり
そこには

東海自然歩道の看板があるのでそれを目印にしてください
[http://:title]
この看板から山手をのぞき込むと穴が見えます





と、こんな具合ですね

で、この穴は一体何の目的があったのか?

林道脇に掲げられた看板に加太越え鉄道遺産とされた看板が・・・
もしやこれは林鉄のものなのか???
しかしながらこの鉄道遺産のサイトを見ますと
残念ながらこの穴は鉄道遺産には含まれておりません
[http://:title]
この看板はこの道が単なる鉄道遺産を巡る散歩みちのコースとされている
(↑の図の赤い線=北在家中津川林道)だけなのでした
まぁ正直この穴に鉄道車両が通れるだけの大きさはありませんので
これは無理な憶測なんでしょう
ではくるまみちさんが推測するように
北在家中津川林道が出来る前の虻谷林道だったのか?

赤線=北在家中津川林道
青線=板屋林道
緑線=現・虻谷林道
黄線=東海自然歩道
わたくしもくるまみちさんの推測通り
虻谷林道の旧道説で間違いないと思うのですが
一点だけ間違いが・・・
くるまみちさんは加太板屋から北在家中津川林道に伸びる林道を
虻谷林道とされてますが、正しくは板屋林道
ですからこれは板屋林道から蛇谷(へびだに)川へと続く道
もしかしたら本当は(仮)板屋隧道なのかも知れません
前編で述べた虻谷川(X)→蛇谷川(〇)=蛇谷林道ではないか?
(これについてはnotodonさんから指摘があり
亀山市の入札結果調書にしっかり虻谷林道と明記されていましたので
https://www.city.kameyama.mie.jp/shisei/2014112307993/file_contents/0206abutani.pdf
間違いなかろうか?と思われます(どうやら虻谷林道で間違いない模様))
ならば国土地理院の川の表記が間違っているのか?
蛇谷川(X)→虻谷川(〇)
実際加太越え鉄道遺産の中には
虻谷橋梁が存在するそうです

天下の国土地理院が間違えたのか?w
そのあたり気になりますので
再度この地を訪れてみたいと思ってます
[http://:title]
ちなみにあの林道・ダム・鉱山の勝手な記録さんも
こちらを訪れてみえたのでした