先回の風吹(かざふき)隧道+第二風吹隧道から
ほど近い場所に小笠(おがさ)池があります
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こちらの池の周りにハイキングコースが造られており
そのハイキングコースの道中に三つのトンネルが存在するのです
小笠池は、掛川市街地から南方向の約3kmに位置し、

農業用水の安定的な供給を目的として、下小笠川用水改良事業により、
昭和27年(1952年)から昭和39年(1964年)にかけて設置されました。
築造から年数を経過していますが、
現在においても旧大東(だいとう)町上土方(ひじかた)地域の
農業に利用されています。
施設の特徴は、小笠山ハイキングコースの一部に取り込まれているなど、
自然と一体となっていることが上げられます。
豊富な植生に恵まれ、多くの野鳥も観察されることから、
遠方からバードウォッチャーも訪れる場所となっています。
また、池に設置された浮桟橋(うきさんばし)からも
自然あふれる景観が楽しめます。

池の周囲に築造時に設けられた仮設道路には、隧道が3箇所残され、

池堤の下の駐車場から池堤まで通じている道路の中腹にある隧道は、
出入り口付近はコンクリートで覆われていますが、
内部は当時の素掘り構造のまま残されています。
池脇には、沿革などが記した石碑が建立されています。
尚、今回はくるまみちさんの記事を見て、ここを訪れています
廃虚検索地図にもこちらは出ておりますが
小笠山の三連トンネル(小笠の三連トンネル)は静岡県掛川市の隧道。
小笠山の麓、小笠池近くのハイキングコースにある3連続の隧道で、
歩行者用の通行可能な隧道であり廃隧道ではないが、
ハイキングコース全体ががけ崩れにより長い間通行止めになっている。
地元では心霊スポットなどと言われているらしい。
相も変わらず実に馬鹿馬鹿しいのだが
ここは心霊スポットとして有名だそうです
稲川淳二氏の「恐怖の現場」にも登場した有名心霊スポット
わたくしは事前にそんなことは存じてなかったので
この日は普通にここを歩き回りました
もちろん心霊などは見ておりません
日中だったから見なかったのかもw

市道から小笠池を目指して入ってきますと突き当りとなります

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そこは駐車場となっており、トイレも併設してあります
駐車場の前の土手の向こう側は小笠池
(駐車場からは土手を見上げるだけで肝心の池は見えない)
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その駐車場の一角にはハイキングコースの案内図があります



で、この案内図を見ますとトイレの奥にトンネルがあるように描かれているのですが
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実際にはトイレの奥にはトンネルへと続く道など存在いたしません




正しくは駐車場のすぐ手前にある狭い車道を進むのです
見事に一杯食わされた(騙された)わたくし
車でここを進んでみることに
(車で進入禁止とはされていない
くるまみちさんは正直に歩いて進んでみえるがw)




佐房(さぶさ)橋とされた小さなコンクリート橋を渡り、坂を上ります
| 佐房橋 | |
|---|---|
| よみ | さぶさばし |
| 構造物種別 | 橋梁 |
| 路線名 | 市道小笠池神社線 |
| 完成年(度) | 1961年(S36年) |
| 延長 | 6m |
| 幅員 | 2.4m |
| 管理者名 | 掛川市 |
(全国Q地図では不思議なことに現地には佐房橋とされているのに
同じ位置に小笠池北橋・小笠池橋とも別名が記されている
| 小笠池北橋 | |
|---|---|
| よみ | おがさいけきたきょう |
| 構造物種別 | 橋梁 |
| 路線名 | 市道小笠池線 |
| 完成年(度) | 1961年(S36年) |
| 延長 | 3.4m |
| 幅員 | 3.1m |
| 管理者名 | 掛川市 |
| 小笠池橋 | |
|---|---|
| よみ | おがわいけきょう |
| 構造物種別 | 橋梁 |
| 路線名 | 市道小笠池線 |
| 完成年(度) | 1961年(S36年) |
| 延長 | 3.1m |
| 幅員 | 3.1m |
| 管理者名 | 掛川市 |
よお~~く見ると路線名・延長・幅員はそれぞれ違うのだが
現地には一本しか橋はなかった 一体どういうこと???)


坂を上って行くと目の前に穴が見えて来ます


車道が鋭角にカーブとなった個所に、直線的に続く道の先に穴があります
(仮)小笠池1号隧道
この穴の名はくるまみちさん命名のを借用w

その入り口には木製Aバリが立てられ、通行注意とはされてますが
通行禁止ではありません
でも通ってもいいけど
トンネル内は暗く溝があり、懐中電灯等が必要
大雨後には水溜りができる場合有り
と、掛川市は注意しております
長靴に履き替え、ライトをもってここに突入です
続く・・・