前篇からの続き
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昭和六年(1931年)六月竣工の
風吹(かざふき)隧道
(正しくは明治35年(1900年)完成なのだが
昭和6年に改修された時の扁額が飾られている
もしかしたら以前は第一風吹隧道とされていたのだろうか?)
残念ながらこちらは第二風吹隧道と違い
金網フェンスにて完全封鎖されている
人が通る扉もあるのだが、それもしっかり鍵が掛かっているのでした
ちなみにtakaratta-2(たからった)さんが
2019年にこちらを訪れた時にはまだ扉は開けっ放しのようでした
止む無くフェンスの穴から無理やり内部を撮影



どうやら内部の床・路面は濡れていて泥が混じってる模様
内部を歩く時は長靴が必要なようです(もちろんもし入れたらの話だが)
てなわけで、反対側も同じ状況(入れない)なのだが
訪ねてみることに・・・

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反対側は県道249号から入るとすぐに安倍川開発の私有地となる
とは言え、本来この道は県道の旧道だったので
今は市道扱いのはずなのだが
いかんせん安倍川開発の重機等が私道のように
我が物顔でこの道を走り回っているので非常に入りにくいのであった
それでもストリートビューカーもギリギリまで入り込んでいるので
真似して奥まで突っ込んでみた

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ストリートビューカーが訪れた2012年時には
旧道への入り口は完全封鎖されていたのだが
(ストリートビューを拡大して見ると
無断立入りを禁ず 安倍川開発株式会社と看板がある)
なぜか今は軽くロープで封鎖されているだけであった
今回なぜか何もないので、これ幸いとお邪魔してみることに
(とても褒められた行動ではないので常識のある皆さんは真似しないようにw)




完全に自然に帰った旧道を草木をかき分け進むと
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反対側坑口に到着
(この先)大東(だいとう)町とされた看板は
平成の大合併(2005年)で

↑緑の部分が旧・大東町
旧道好きとしてはこう言った看板やヘキサがあると嬉しくなるのですよ

もちろんこちら側からも穴の内部には入れない


先ほどと同じく、金網越しに内部を撮影して終了
残念ながら風吹隧道の中には入れなかったが
旧道好きとしてはなかなか楽しい道でした


おまけ
1961年~1969年の頃の航空写真


↑これを見るとやはりエア第二風吹隧道はないようだ


↑2009年の航空写真
丁度この2009年にこの道は旧道落ちしたのでした