前回 からの続きです
酷道にGO!
走り始めてすぐにあるのが二股隧道です
場所はこちら
[http://
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こちらにはわたくし何度も来てるのですが
以前からずっと気になってたのが、地図にも出ていますこの隧道の旧道部分でした
こちらを歩いてどこまで行けるか?確かめてみたかったのです
旧道好き・廃道好きなら絶対気になる個所であります
しかしこの日は・・・
新丸山ダム工事に関わる地盤調査が鋭意行われてまして
入ることが出来ません
発動機の音も響いてましてみなさんお仕事の真っ最中
これはさすがにお邪魔は出来ないと断念
ならばと今度は木曽川上流側から攻めてみることにしました
こちら側は地図にははっきり出ておりませんが
現在もこちらにも旧道がしっかり残っております
こちら側は地盤調査は行われていなく全くの無傷w
早速3人で廃道にGO!なのですが
わずか数メートル先に実は別の不思議な穴が存在するのです
こちらの穴、実はクイックさんの記事でその存在は知ってはいたのですが
現隧道と並行するようにこんなとこに穴が掘られていたのです
もしや現隧道を掘る前の試作穴だったのか?
その正体は明らかではありませんが、穴好きでもある我々
これを指を咥えて見てるはずがありませんw
高さ1メートルもないような狭い素掘りの穴に、もちろん突入です
恐る恐る暗い穴の中に入ってみますと
不法投棄物らしきものがいっぱい
↑このオレンジシートがまた不気味でしたw
何の為にここに敷かれたのでしょう?
もしや下に何か隠されている???
恐ろしくて覗いてみたりはしませんでしたが・・・
こちらの洞内は左にカーブしてまして約10メートルほどで結局は行きどまり
掘削当時の途中、ここで作業を止めてしまったのか?
後年ここで崩れてこの先が埋まってしまったのか?
この穴の意味も含めてはっきりしたことは全くわかりません
実に不思議な穴でした
尚、これがもしや現隧道に通じていたのでは?と
現隧道内の壁を後で見てみましたが
それらしき形跡などはなかったのでした・・・
二股隧道ならぬ二穴隧道と命名してみたかったのですがw
さて穴を出まして今度は旧道を確かめたのですが・・・
上流側からですと、わずか20メートルほど歩いた地点で
その先はなくなっていたのです
この先は完全に崩れてまして旧道の形跡は全く残っておりませんでした
↑右手にそれらしき石垣が残るのみ
今は急斜面となってまして間違って足を滑らかすと木曽川にドボンですw
ここで止めときゃいいのに、それでも果敢に進むのがこの人w↓
でも結局は反対・下流側から来た道が見つからず途中断念となったのでした・・・
画像をご覧いただければわかるように
現在旧道は単なる雑木林に変貌しているのです
実にこの時は悔しい思いをしながら
この後酷道418号を3人で走破しまして
実は帰りに下流側から再度チャレンジしてます
帰りは丁度、時間はお昼時でして
こちらに工事の方が車のところにお見えになったのです
たまごろうさん、さりげなくその方と世間話をしつつ
この先に歩いて行ってもいいか?と聞きましたところ
なんとOKが出たのです!
いやダメ元でも聞いてみるもんですねw
(この工事の方もこの先が気になっていたようで随分興味津々のご様子でした
反対側の素掘りの不思議な穴のこともご存知でして
あの穴は何でしょうね?とおっしゃってました)
ご厚意に感謝しながら突入!
(実はこれより前にわたくしのカメラの充電が切れまして
仕方なく持っていた携帯で道中撮影したのですが
これがほとんどボツ状態
まともな画像は下記2点のみでした・・・
詳しいこの行程はたまごろうさんの記事をご覧下さい)
↑こんな無茶苦茶な藪状態の中を歩き、何とか旧道・廃道を踏破したのでした
こちら距離にして約500メートルほど
下流側からですと半分ほど進みますとそこより完全な廃道になります
竹が腐って横倒しになって行く手を邪魔しておりそれを分け分けして進みます
残りあと100メートルほどのところから完全に道がなくなっています
みなさん無理すればこちら一応踏破することは出来ます
今回の勝因はチャレンジした時期が良かったのと
たまたま工事のため道中途中まで下刈りしてあったのが大きかったです
でもこれが結果的に堪らなく楽しかった!
こちら旧道・廃道好きなら絶対行くべき道です!
道なき未知を進む!
正にわたくしの信条でありますw(青臭い信条w)
帰りは二股隧道内を歩いて戻ったのですが
我々のその雄姿を見て、先ほどの許可をくれた工事の方が驚いていました
本当にお前ら行ったのか?
と呆れながらも一緒に喜んでくれたのでした
実にいいお人でした 感謝・感謝であります
余談
いつもならこう言う交渉事をすると怒られるのがオチのたまごろうさんでしたが
珍しくこの日は怒られることがなかったのでしたw
Kさんが同行してたら、多分これ(旧道・廃道・藪漕ぎ)には興味がないので
Kさんは間違いなくパスしてたでしょうw
➂へと続きます