大和谷(やまとだに)橋を渡って
町道大和谷線を奥へと進んでみました



大和谷に沿って進むと対岸に見えてきたのは
[http://:title]


発電所にはその先の分岐を右手に下りて行きます


- 歴史
- 所有:三重県企業庁[運開]-中部電力株式会社[現在]
- 昭和60(1985)年5月 :運用開始(水力発電所データベース)
- 昭和60(1985)年6月 1日:運用開始(事業者様データ)
- 平成27(2015)年4月15日:所有者変更(中部電力)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:6400kW
- 常時出力: 180kW
- 水量
- 最大使用水量:3.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:262.00m


落差260mですがこの方向からだと300m超級を
髣髴(ほうふつ)(彷彿と普通は書く)とさせる
水圧鉄管の迫力があります。
左側の山の向こうに取水先の三滝谷が、そのまま左にぐるっと回って
焼山谷、大和谷、地池谷へと導水路が延びています。
そこを過ぎると草ヒロ出現



荒川ボディ



ここを訪れたバス好きのあの方はこれを熱心に観察されてますね
そして終点にたどり着くと赤い橋があります




こちらの橋、残念ながらお名前を示すものはいくら探してもなし
しかし全国Q地図にお名前が出ていました

奥大和谷橋と呼ぶそうです

架設年度が1982年(昭和57年)
が、実は現地にてこれの旧橋らしき形跡を発見
この橋を渡らずに道なりに進むと





橋台らしき跡があったのです
もちろん対岸にも橋台らしきものが遺ってます


これから考えるに

遠い以前は↑の赤い線のようにまっすぐ谷を渡る橋があったと思われます
多分に谷が氾濫して流されてしまったのでしょうね
その代わりに現在の橋が大回りするように造られたと考えられます
奥大和谷橋を渡り、対岸に回るとその先に小さな橋





↑三滝谷(みたきだに)に遺る不自然なコンクリートの塊
もしやここにも古い橋があったのかも?
こちらの橋も現地にお名前を示すものはありませんが
全国Q地図によれば三滝谷橋だそうです
その三滝谷橋の先は行きどまりとなった広い空き地

この空き地の山手には作業小屋らしきもの

更にこの空き地の奥には登山道らしき道が続いてました




空き地側から見た旧橋の形跡




町道はここでおしまいですが
ここには大きな広場があるので
キャンプにも最適かも知れません
誰も来ないから穴場かも知れません

ただし熊にはご注意をw


以上あまり知られていないであろう
宮川ダムの奥地でした
余談
以前ご当地の宮川ダムカレーを食べたのですが




残念ながらこれを提供していたお店がもうやっていませんでした


やはり場所が悪かったのでしょうか?